ボロボロ泣いた歌…岡崎律子「I'm always close to you」@シンフォニック=レイン

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2808939
 昨日チャットで話題になって改めて聴いたんですが、ボロボロに泣けます。涙腺崩壊曲です。
 この歌はシンフォニック=レインというゲームの中で流れる歌なんですが、とあるキャラのテーマ曲みたいな感じになっています。ゲームの中に置けるこの歌の位置づけも素晴らしいんですが、これらの曲がすべて、作曲者の遺作みたいな感じになっているのが、より「涙腺崩壊曲」になっているんですよね。特にこの曲は、ゲームをやっていても泣ける曲になっているのに、裏を知れば更に泣ける曲になってしまってます。
 このシンフォニック=レインの音楽を担当している岡崎律子さんは、これらの音楽を完成させた後、お亡くなりになったそうです。この音楽はすべて、闘病生活の中、あるいは死期を悟った中で作られたもののようです。長くアニメなどでの楽曲を手がけてられた方なので、オールドファンの方には衝撃的ではあるでしょうけども、この作品で彼女を知った僕でも、十二分に涙腺を崩壊させてくれました。歌詞の一つ一つが、死んでしまう自分から、行き続けていく僕らに対してのメッセージなんですから…。ゲームのキャラともシンクロしてるのが正直おかしいと思うんですが、そのくらい破壊力が半端ねえです。
 生きる意味や価値を見失った時とかには聴きたい歌です。どうしようも無くなったと思ってる人に是非聞いてもらいたい歌です。
 ED曲「涙がほおを流れても」も、そういうシチュを知ってしまうと泣かされてしまいますね…。
 音楽が凄い状態で作られていたり、シナリオがちょっと通常では考えられないレベルで神懸かっていたりと、5年前の作品でそこまで世間に知られていないのが惜しすぎる作品です。古臭さとかは全くありませんし、むしろ原画のしろさんの知名度も上がっていると思いますから、是非たくさんの人に触れて欲しい作品だったりするんですけどね。1曲1曲のクオリティとかは麻枝×Liaの曲に敵わないかもしれませんけども、ゲームの楽曲としては最高レベルの曲になってますし、エロが無いってだけで敬遠するのは、ある意味勿体ないどころか、「おまいら何でギャルゲしてるの?」って言いたくなります。そんくらい良いゲームなんですから。
 鍵っ子に対しては、ヒロインの声優さんが中原麻衣だってことですかw 彼女の技量とか奥深さを思い知らされますw もっと多くの人にやって欲しい作品です。

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注:ちなみにこの「シンフォニック=レイン」をプレイした当時には、岡崎さんが亡くなっていたことを知らずにやってました。だから歌詞や曲は、ゲームとのリンクが凄いな、と言う意味で驚いていました。