「KSL Live World 2010―way to the Kud-Wafter―」1回目、2回目ライブ簡易レポ

 と言うわけで行ってきました。夜勤明けで新幹線に乗り、翌日の夜行バスに乗って帰ると言う超強行スケジュールでしたが、まあ何とかなりました。
 さて、記憶力が乏しいのでセットリストの詳細などは別の方の日記を参照していただくとして(ぉ、超個人的な感想を書いていきたいと思います。

  • 金曜夜(1回目)

 到着したのが既に17時過ぎと遅く、もう物販の列はとうに捌け、入場列形成が始まっていたくらいでした。せなかさんがいたのでご挨拶。そしてTwitterのフォロワーさんもおふたりほど会うことが出来たのでお会いしました。その後、オフでも仲良くしているグループと合流しました。
 そして入場。800番台だったのですが、回り込んで、向かって右側のスピーカーの真ん前というポジションが取れましたが、意外に歌い手さんたちとの距離が近く、その意味では非常に満足しました。
 ライブ開始。いきなり「one s future」でワンリャフカこと鈴田美夜子さんが登場。いきなり愛くるしいのか黒いのかわからない動きで盛り上げてました。そして歌いだすと……VIPの時よりも明らかにスタミナが増したワンリャフカがそこにはいました……。流石に最後の方はしんどそうでしたが。
 まあ……全体的に言うと、ハウリングが酷かったです。特にドラムとベースがスピーカーの中で反響しあっていて、それにギターの金属音が合わさると、ボーカルの声が全く聞こえてこないこともあるなど、スピーカーの真ん前が原因だけじゃないと思うような状態でした。
 ただ、Liaさんはさすがだなあ、と思いました。時々ハウってましたが、そこは落ち着いたもので、ちゃんと聴かせてくれました。また、民安ともえさんとかそんなスピーカーと上手く付き合える方もいました。が、すずきけいこさんや茶太さんみたいに完全に音響の悪さに歌声が聞こえてこない方もいるなど、歌い手さんで明暗が分かれてしまった感がありました。
 クライマックスは……ガルデモでしたね。LiSAさんに関しては、むしろこの荒れた音響を利用した迫力とインパクトのあるステージだったような気がします。何と言うか、ドS過ぎたMCも素敵すぎましたし外見も素敵な方だったのですが、インディーズでさんざん経験してきたからなのかはわからないまでも、見事に空間を彼女色に染めてしまいましたからね。
 そう思っていたら、その後にざわ……ざわ……「だーまえ」大合唱。一番歓声がでかかったんじゃないかと思うくらいに大だーまえコールと共に麻枝さんが登場。麻枝さんテライケメン(定期post)。しかしこの35歳はいつも思いますが反則だと思います。帽子を深くかぶり直して恥ずかしそうにする35歳(♂)なのに萌えるとはこれはいかに。しかも歌ったのはガルデモ2ndの神曲と言われる「Highest Life」。正直うまくなかったですが、どんどん引き込まれて行くんですよね……。もうライターと呼ぶのも憚られると言うか、そもそもAB!はライターなんてレベルでの参加ではありませんし、エンターテイナーと言うか何と言うか……。もはや「麻枝准」と言うような職業というか属性があるかのようにも感じました。
 個人的には、民安さんの佐々美コスが良かったですね(何。黒ストとネコミミリボンがエロ可愛かったですw あと、最後の出演者が全員出てきて手をつないでお辞儀する場面では、何度も麻枝さんとLiSAさんが見つめ合ったり笑い合ったりしていたのが印象的でした。そして隣にはワンリャフカが……。

 そしてその後はゆりかもめに乗って神田のホテルまで戻りました。神田って結構ひとりでは歩けない町なんですね……。
 帰ったのが日付が変わった頃。そこからTwitterに入ってちょこちょこ打って風呂入って戻ってきて……夜勤明けから全く寝てなかったこともあり、Angel Beats!放送の2時半頃まで持つかな……という状態ですが……持ちませんでした(汗。しかし気づいたら……視聴予約していたAB!のオープニングが!! 意識失っても気がつく俺きめえw と思いながらAB!の8話を見てました。

  • 土曜昼(2回目)

 ホテルのチェックアウト時間は11時までおkだったんですが、早めに出て10時過ぎには会場に着いてました。まだ物販が始まっていなかったのですが、既に列ががっちり出来ていて手出し出来ないような状態だったので、諦めてまだスタンバイしている状態のVAの方々に声をかけに行きました。
 馬場社長には結局金曜には接触出来なかったのでこのタイミングで声をかけさせていただきましたら、LiSAさんについて非常に熱く語っておられました。彼女はKey曲の歌い手の世代交代をしていくのかもしれない、と。また1日目の音響的な問題を踏まえての調整に尽力しておられるなども言っておられました。どうしてもライブ用のホールではないので(ディファ有明は、プロレスリング・ノアの本拠地でむしろ音が響くように作られているっぽい)調整が難しい……なども。
 その後、麻枝さんが会場から少し出てきていてこちらを見ているのを目撃。せなかさんが「だーまえだ!」とか言ってたような記憶が……w
 Visual Style編集長の豊泉氏が出ていたので、時間が空いたかな?と思うタイミングで突撃。キネティックノベルのことなどについて若干だけお話させていただきました。
 そして、どうしてもお話してみたかった藤井きゅんさんこと藤井知貴さんにも思い切って話しかけてみました。すると……すんごく面白いことを色々とお話してくださいました。麻枝さんとの馴れ初めとか、VA入社の経緯とか、CLANNADで担当されていた部分だとか、「せやねん」出演の話だとか……。どこまで書いてイイかがわかりませんのでこのくらいにしておきます。
 初めて会う人やお馴染みのフォロワーさんたちとダベりながら、開場までの時間を過ごしました。

 さて入場。1200番台だったのでゆっくり入場。そしたら本当に舞台がほとんど見えませんでした(汗。民安さんがこの回では鈴っぽい制服と鈴をつけた衣装で可愛かったです。
 音響は、明らかに金曜より良かったです。と言うか、ボーカルが映えるような音響に調整されていたように思います。すずきけいこさんや茶太さんの声もよく聞こえましたし、ハウリングもあまり起こりませんでしたしね。誰よりも良くなった感じがしたのはRitaさんでしょうか。個人的には、今までKSLライブで聴いたLittle Busters!の中でも一番よく聞こえました。裏声とか使ってませんでしたしね。ボーカルも、前日は確実にハウリングを恐れてセーブしていたのかと思ってしまうような全開っぷりでしたね。
 クライマックスは……この日はeufoniusでしょう。登場したときは心の準備が出来ていなくてビックリしましたが、riyaさんの姿を目にしたときには自然と溢れるものがありました……。実際には、どの人よりもずっと聴きたいと思っていた方でしたからね。メグメル聴いてる時点で既に泣いていましたが……「オーバー」!!! オーバーですよ生riyaさんによる……っ。麻枝曲ではありませんが、riyaさんのKey関連曲では1番か2番目くらいに好きな曲だったので、もはや涙ダダ漏れでした。ヤバイまじヤバイ。riyaさんの良いところは、何よりウィスパーボイスでありながらも、声のか細さが無いんですよね。圧倒的な安定感。声自体はCLANNAD関連曲を歌っていた当時から少し大人びた感じに変わってはいるんですが、高音の綺麗さとかは何も変わっていません。美しかったです。この日の音響はriyaさんのために調整されたんじゃないかと勝手に思っておきます。
 そしてクライマックスだと思っていたら、Liaさんが登場。いつものようにLight colorsを歌った(どうもこの2公演ともLight colorsには違和感を感じたのですが僕だけでしょうか?)その後、1回目の公演ではこの回だけと言う「Birthday Song,Requiem」を歌ったので、この日は何を歌ってくれるのかと思ったら、Liaさん「麻枝さんのご両親ももの凄く好きな曲で……」……? 何が来るの……? Liaさん「Hanabi」 キターーーーーーー!!!
 KSLライブに参加していて、ずっと聴いてみたいと思っていた曲の一つがこのHanabiだったので、それはもうテンションが上がるどころかやばかったです。聴いたらやはり凄かった……。Liaさんマジで凄いっす……。前日にLiSAさんの凄いステージを見て、馬場社長も「世代交代なのかもしれんね」とかライブ前におっしゃっていて、そうかもなあ……とも思っていたんですが、やっぱりKeyの歌姫はLiaさんで磐石やでぇ……と思いました。こんな歌を美しく聴こえるように歌える歌い手さんがいるはずない……。riyaさんと言い、この2人は僕の中ではまだまだ別格すぎると再認識しました。Hanabi凄いです。高音がめちゃくちゃ高いんですが……いっぱいいっぱいながら出るんですよね。美しすぎる……。ちなみにライブでは言及されてませんでしが、麻枝さんのインタビューやら弾き語りミニライブなどでも語られていたように、この歌の歌詞はリトバス鈴シナリオ田舎シーンあたりのモデルになってます。そして、Hanabiの後にkarmaなわけですよ……。何だよこのコンボ。しかもこちらも完璧。karmaに関しては、1日目には歌ってる姿を割と近くで見ていたわけですが、Liaさんがここまで力を振り絞って歌う姿は、おそらくkarmaくらいじゃないかと思うくらいに全身全霊を込めているので、余計に聴く方に伝わるものがあるんですよね……。
 その後はスーパーAB!タイムでした。marinaさんがスゴク良かったですね。麻枝さんは、marinaさんが「My song」みたいな歌が得意なんだったら、岩沢の遺したテープが発掘されたとかって言う事にして、弾き語り系の歌を書くべきだと思いました。LiSAさんはややパワーダウンした印象。荒れた音響の方が映えたような気がします。MCのドSっぷりも控えめでしたので少し物足りなかったですね……。最後の「ユイにゃんっ」は萌え殺されましたがw
 麻枝さんは、1日目よりも更に増しただーまえコールに、更に恥ずかしそうにしてました。ただ1日目よりは口数も多く、歌った後にも歓声に応える余裕もあったように思います。そしてAB!キャラの声真似?とか、あとは「Highest Life」の合唱の練習とか、1日目よりも色々と進化してました。そして合唱。良かったですね。個人的には、麻枝さんはスロースターターなので、ぜひ3曲くらいやって欲しいんですけどね。もちろん弾き語りミニライブみたいなものをまたやって欲しいと思いましたが。
 アンコールで登場したワンリャフカさんは……後半がもうライフ0でしたね。歌い終わった後に数表フリーズしたような気が……w 夜の公演が非常に心配になりました。ただこの「one s future」は、いきなり新人の清水氏が書いた曲としては、いきなりライブ映えする曲になってますよね……やるなしみっちょことヤンKey!

 ライブが終了して、ややダベった後に新橋に移動して、オフ会に。そして枕さんやmirutoさん、オルタードさんらと共に新宿に移動して喫茶店でAB!語りなどを延長戦のように語り合った後、23時半頃に解散。そのまま高速バスに乗り込んで、翌日の8時過ぎに戻ってきました。

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 楽しかったですね。ライブも、2回参加の面白さも感じましたし、VA社員さんや社長とお話しできたのも、そしてたくさんのフォロワーさんたちと新たに出会えたり話したりしたことももちろんですが。盛り沢山すぎてそれこそAB!見ているような気分で、全てを消化しきれてないのですが、何となく充実していたことが伝われば幸いです。
 ガルデモオンリーとか、また違う形でもやって欲しいですね。次はRewriteメインになるのかもしれませんが。スタッフのみなさんは大変でしょうが、ともかくファンに取っては最高なのでまたお願いしますとしか言えません。
 ライブについては他の方の記事のほうが参考になるので、以下に載せておきますね。

■MikanSeijin Keikaku〜日々の思い〜(みかん星人さんのブログ)-上から、1,2,3回目の順にセットリストが掲載されてます。
http://sakurano.tea-nifty.com/blog/2010/05/0522ksl-live-wo.html
http://sakurano.tea-nifty.com/blog/2010/05/0523ksl-live-wo.html
http://sakurano.tea-nifty.com/blog/2010/05/ksl-live-world-.html

■かぎっこのじゆうちょう(つのがわさんとこ)
http://angleriver.blog99.fc2.com/blog-entry-192.html<物販編>
http://angleriver.blog99.fc2.com/blog-entry-194.html<ライブ編・2日目昼>


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