ここら辺がイマイチだった〜CLANNADアニメ一期
とりあえず、CLANNADアニメの二期は決定みたいですね。今度のG'sに詳しい情報が掲載されるみたいですが。杏や椋が何故か前面に出てしまっているあたり、夏休み後(二学期)あたりから二期が始まるという感じになりそうで、本当のAfterに入るのは、たぶん途中からになるんじゃないでしょうか?
個人的には、もう読者を突き放しまくりな、ガチでAfterな話も見てみたいのですが…。それはさておき、悪かった点と気になった点を挙げておきます。
+悪かった点・気になった点
- 渚が薄くなってしまった
共通ルートが面白く、また杏や智代らの可能性を残したまま終盤まで進めたのは良いんですが、反面、渚と恋人になるのが最終回まで持ち越されてしまい、甘い感じとかがカットされてしまってたのが残念でした。あの初々しい感じは、まあ二期があれば出てくるかもしれませんけど、学校でのらぶい場面が見られなかったのはなあ…。元がギャルゲーと言うこともあり、早々に恋愛レースが決着してしまうのは問題があったのかもしれませんが。
むしろ、体育倉庫イベントが良い感じで組み込まれた杏とか、やたらと格好良い場面が多かった智代という原作でも人気を二分したキャラ二人が、共通ルートで目立ってしまったために、渚がいない間に視聴者の心を奪ってしまったんじゃないかって思うのですが。それに、風子も原作以上の人気を獲得してしまっているので、ますます渚の影が薄くなってしまった感があります。
これは僕が感じただけかもしれませんけど、そう感じた人が多かったんじゃないかって、ニコ動を見ていても思うわけですが…。そういや、原作での渚の人気ってどのくらいだったんだろうか…。
-名シーン・名場面が改変させられてしまった
渚が薄くなってしまったのと被りますが、例えば、朋也が渚に告白するシーン。原作では、演劇部復活の道が一旦断たれた(幸村が合唱部の顧問だったことがわかったところ)場面で告白しているんですが…。渚編(After除く)での屈指の名場面だったと思うので、あの場面が杏によって潰されたのは非常に残念でした。他も、付き合っていないために原作とは異なる場面がいくつかあったような。
風子編でも、渚が倒れなかったために、例えば渚の部屋で気丈に振舞う風子に対して、朋也と渚の二人で抱きしめようとする場面が原作ではあったんですが、それも無かったことにされてしまい、学校で風子が無視され続けるのを見て、朋也が風子を抱きしめるシーンなども含めてカットされてしまったとか。まあともかく、風子編では渚が元気だったことで、少し感動の度合いが下がったように僕には感じました。と言うのも、風子編では渚の助けを借りず、最後は朋也一人がしっかりして助けてやり、その結果として風子が成し遂げる、ってのが感動の要素でしたから。
-ことみ編が(あれでも)中途半端だった
どうも中途半端な印象だったのがことみ編です。何ていうか、悪い意味で原作を超えられていないと言うか、原作以上の演出になっていないという感じでしたね。原作ではもっと綺麗で素晴らしい終盤だったような気がしたのに、何だか普通と言うか、ただ原作をなぞって終わらせた、という印象しか残りませんでした。これは僕だけでしょうか? この前の、風子編がかなりしっかり作られていたので、それとの比較って意味でも物足りなかったのかもしれませんが…。
-杏や智代ファンは置いてけぼり?
杏ルートや智代ルートは、肝心なところに入らずに折られてしまったわけですが、あのクオリティで杏ルートや智代ルートを描いて欲しい!って思った人はかなり多いでしょう。そうしたファンの声には応えられないものですかねえ? …無理なのかなあ。
まあ杏なんかは、失恋してこそ映えるキャラではありますけどね。それに、中途半端にルートに入らずに終わってるあたりが逆に良い部分ではありますしね。諦めるしか…。
まあ、これはあくまで僕の主観なんで、これとは異なる感想を持ってる方も多いと思います。
それはあんまりだぜ!とか、逆にごもっとも、とか感想があればどうぞ。