SSを書いているワケ
さて今日は「なぜSSを書いているか?」です。
SS≒小説…とりわけ、Key系ゲームの同人SSを書いているわけです。
最近「モノを書いて食っていければいいなあ」とかいう、夢みたいなことを思いつつ、SS書きに没頭する毎日ですが、当然僕も「この程度の文章力でプロを目指そうなんぞ甘い、甘すぎるっ!!」とは思ってます。では、どうしてお金にならない次元でしか、僕はSSを書いていないのでしょう?
1つは、単純に「本を読まない」ことにあります。
小説なんて、ノベライズ以外は数年に1冊くらいしか読みません。同人SSだって、お友達の書いたSS以外は読みに行くこともありません。
ですが、文章力はたくさんの人の書いた小説・SSを読んで、それを自分のパターンに加えていかなければ上がりません(たぶん)。だから、僕の文章力は上がって来ないのです。
また、「文章力を上げるために小説を読む」というレベルほど、小説を読むのが好きではない、ということもありますし、そう言った面に気を配ってSSを書いていないだけだとも言えます。
2つ目が本題なのですが、それは「小説・SSを書くよりは、評論・批評やエッセー、考察を書くほうが好きだ」と言うことです。
これだけでは意味不明なので詳しく書きます。
おそらく、同人界って小説・SSもマンガも同じでしょうが、2パターンあると思うのです。
マンガであれば、「あくまでもこの作品、あるいはこの作品のキャラのパロディを描きたいっ!」という人と、「人気があるからこの作品のマンガを描いているだけ」という人に分かれると思います。
小説でも同じです。
つまり何が言いたいのかと言うと、「オリジナルで書ける能力のある人」と「ある作品に依存しなければ書けない人」と分かれると言うことです。
ちなみに、僕は完全に後者です。
オリジナルの小説も書いてみたいとは思っているんですが、全く手をつけられていません。
あくまで、Key作品のストーリーやキャラクターに依存しています。
しかしそれと、「評論・批評やエッセー、考察を書くほうが好きだ」というのに、どういう繋がりがあるのでしょうか?
それは「評論・批評や考察」は、オリジナルでは書けない=何かに依存しなければ書けないもの、だからです。
僕が小説・SSを書くパターンはこんな感じです。
・その作品に大いにハマる
↓
・その作品のストーリー・キャラクターに、こんな「if」の話があったらなあ、と思う
↓
・頭の中の構想(妄想)を文にする
という単純な流れです。
このパターンで書いたSSは「岡崎家」などほとんどがそうですね。
これが大体の流れですが、「考察」をSSに含めたいときは少し違います。
・その作品に大いにハマる
↓
・しかし、一部のストーリーにモヤがかった部分がある(謎…一見だけではわからない部分がある)
↓
・その部分を考察する
↓
・その結果を含めて、SSを書く
という流れです。
このパターンで書いたSSは「風の居場所(CLANNAD風子プロローグ的SS)」だったりします。
ちなみに書く時間は、後者のほうが圧倒的にかかります。
と言うのは、考察を含んでいるために、その考察結果を矛盾無く含めつつも、ストーリーとして成立しなければならないからです。考察を含めるからと言って、説明的な文章ばかりだったらSSになってないですからね(^-^;
つまり、僕の書くSSは「オリジナル小説」よりも「評論・批評、考察」に近いのです。
だから、「小説を書いて食っていけたらなあ」なんてことは夢物語なのですw
僕がオリジナル小説を発表し始めたり、明らかに文章力が上がってきたな?と感じたら、「コイツ、本気になってきたかも…」とか思ってほくそえんでくださいw
まだまだ、CLANNADのSSに関して言えば、ネタが結構眠ってます。ので、しばらくはこの調子で進むと思うので、よろしくお願いしますm(_ _)m