AIRアニメ感想

 というわけで、全部観終わりました。
 特に11話くらいは、もうずっと泣きどおしでしたね(^-^;
 特に晴子好きなので、晴子が苦しんだりもがいたりして、幸せを見出そうとしているあたりは、非常に心を打たれました。
 でも終わり方は…どうなんでしょう? ゲーム本編も同じような終わり方だったようには思いますが(かなり記憶が曖昧)、何かこうしっくり来ないものがあったのですが、僕だけでしょうか?

 しかし、久川綾さんが大活躍ですねw セリフ、観鈴ちんよりも多いんじゃないでしょうか?
 叫んだり泣いたり笑ったり…。観鈴が派手に出来ない感情を色々と代弁してやっているように思えました。

 総じてですが…。時間的制約がある中では非常に健闘したと思います。
 特にアニメのキレイさではちょっと類を観ないです。
 それに、音楽をゲーム本編の音源をそのまま使ったことは、かなりポイントが大きかったと思います。あれで、本編経験者は一気にアニメへと引き込まれるでしょうから。
 ストーリーの流れなどは原作そのままで、ダイジェスト的な内容にはなっているものの、本編をほとんど壊さずに描いていたことも好感が持てます。どこぞの映画版と比較すると、中途半端にオリジナルと本編抜粋シーンを組み合わせたりしていなかったので…。

 ただ、原作にかなり依存していたことと、それをかなりはしょった感じでストーリーを進めていたことによって、ゲーム本編を知らない人は「何じゃこら?」って思ったんじゃないかってことです。説明不足もいいところなんで。
 だから、AIRを知らない人が観た場合、まだ単独で何となく話がわかるような劇場版AIRのほうが、アニメ版AIRよりもわかりやすいんじゃないかと思うわけです。実際、AIR本編を知らない人の中で、劇場版AIRを好評価する人もいるわけですしね(でもあれはAIRでは無いのですがw)。

 もちろん、原作原理主義(^-^;者の自分としては、アニメ版を支持します。
 しかしみちるは可愛かったな…(やっぱりそれかい!!)。