夏と言えば高校野球!

 阪神戦を観ていたら、「このカードで甲子園での阪神戦はしばらお休み…」という言葉を聞きました。つまりは…「死のロード」突入と言うことです。でも今年は「死」とか使って欲しくないなあw 中日とのデッドヒートは、8月を5割で切り抜けても厳しそうです。だって、中日はしばらく負けてないんですから…。

 さて、阪神が毎年苦しむ季節は、高校野球の季節でもあります。僕は別に高校球児だったわけではないのですが(クイズのほうでは熱かったんですけどねw)、観るのは好きで毎年ちょくちょく見てます。
 その中でも好きなのが、地方大会で公立高校を応援することです。施設の揃っている私学に比べ、どうしても選手集めの段階から苦しむのが公立の性なのですが、それを打ち破って地方大会を勝ちあがっていくのを観ると、非常に胸が熱くなる思いがします。僕自身が、何の変哲も無い公立高校出身だった(野球も強くないw)こともあるんですが。

 僕が住んでいる京都府は、全国の都道府県でもとにかく私学に劣るとされていて、普通なら私学に平均して優るはずの学力でさえ劣るのです。が、意外に高校野球は頑張っていて、一昔前なら北嵯峨、峰山や鳥羽と言ったあたりが、平安や京都外大西あたりの私学を破って甲子園に行ってます。
 そして今年も、ベスト8までに3校が残り、決勝には乙訓高校と言う、普通のレベルの、体育科なども無い普通の公立高校が残りました。準々決勝では京都成章に勝つなどしています。

 その乙訓高校は、平安を破った京都外大西(昔の京都西)と対戦します。普通に観たいですが、仕事が…。休めばよかったなあ(T-T)

 その他関西では、兵庫ではベスト4に3校の公立校が残り、優勝したのも公立の姫路工でした。個人的には、淡路島から洲本高校に出てきて欲しかったんですが…(準決勝で敗退)。
 和歌山と滋賀では、強豪の私学に決勝で敗れはしたものの、野球では無名な高校が決勝進出して健闘しました。

 その他、茨城や三重と言った私学の強い激戦区で、公立高校が甲子園出場を決めています。頑張ってます。
 これは裏事情もありそうなのですが…。と言うのは、都市部の私学には、地方の私学に比べ施設面でどうしても劣ったり、全寮制じゃなかったり、都市部の少年野球チームと地方私学との癒着から、野球留学と言う形で有力選手が流出するなど、都市部の私学が優秀な人材集めをしにくい状態が起こりつつあるからです。
 それでも、練習条件は明らかに公立校のほうが悪いわけで…。判官びいきなのかもしれませんが、応援するのは私学よりも公立になってしまいがちです。

 頑張れ! 乙訓高校!! とりあえず応援してますw
 実際、割と近い地域にある高校ですからね。