阪神、死のロード勝ち越し

 阪神は、何とか死のロードを勝ち越しましたね。ただ、最後に最下位広島に負け越すとは…。下柳の調子が下降しているのが気がかりです。せっかく井川がイイ形で初戦を投げたのに、福原があの投球では…。打線は、今岡が怪我してイイ感じに力が抜けてきたので、上向きなんですけどねえ。

 そういや、駒大苫小牧体罰事件が問題になってますね。学校ぐるみの隠蔽体質は、球児たちには可哀相ですが、優勝旗剥奪も視野に入れるべきでしょう。そうでなければ、甲子園開幕直前に出場辞退に追い込まれた明徳ナインが浮かばれません。明徳の場合は生徒の不祥事だったので、やや問題の質は違うとはいえ、そういう暴力沙汰が起きる環境の学校が、甲子園での名誉を得ていいものかどうなのか?
 今回の場合、もし優勝旗が剥奪されたとしても、ナインは実力で優勝を勝ち取った、と言う世間の評価は変わりないでしょうから、学校側へのペナルティとして優勝剥奪は有効な手段かと思います。
 あと、隠蔽しようとした校長や教頭、体罰を黙認してた感のある監督、そして当事者の野球部部長は辞任すべきでしょう。これだけ問題になっているのですから。教職者としてのモラルが著しく欠如していると言わざるを得ません。

 しかし、こういう、人生で一度しかない青春を汚された、駒大苫小牧ナインは不幸ですよね。もしかしたら、この野球部部長の体罰(と言うか暴力)を逆に糧として勝ち上がったのなら、なおさら不幸だと思います。

 ただ、高野連には真摯な態度で処分をしてもらいたいと思います。