シンフォニック=レイン プレイ日記4〜リセルシアシナリオ クリア!

 今日めでたく、BADとGOODの両方をクリアしましたw
 しっかしシナリオ自体は…めでたいのか? ちょっと微妙な気もしましたがね…。まあでも、エンディング曲の「Hello!」の歌詞を見る限りは、かなり幸せみたいですね>リセ。あれで、エンディング後には歌えるようにでもなれれば、この2人は案外もの凄く幸せになれそうな気がしますw でもリセは、もの凄くPTSDに悩まされそうな気が…(?)。
 個人的には、こういう悪意しか無い第3者に妨害されるシナリオって好きでは無いですね。まあ、2人がくっ付くには、かなりの犠牲を払わなければならない、ってことなんでしょうが…。後味の悪さは残ります。それに、卒業演奏後の展開が、書きようが無かったにしろちょっと盛り上がりに欠けたと言うか…。
 一番謎なのは、トルタの最後の言葉ですね。
「贖罪のつもり?」
 これは、何を意味しているんでしょうかね? まあ普通に考えれば、姉であるアルを振ったことに対する…ってことでしょうか。そのくらい代償を負ったんだってことを言いたかった?ってことなんでしょうかね…。だとしたら、ちょっと怖いですw(別にトルタのことが嫌いになったわけではありませんし、むしろ興味がさらに増したくらいですw)

 ただこのゲーム、1つやってはいけないことをやってますね…。それは、エンディングのスタッフロールです。
 聴いてもいない曲や、出てもいないキャラは出してはいけないだろう、と。
 CLANNADAirも?)は確かそうだったんですが、経由したシナリオで流れた曲だけがスタッフロールの際に紹介されていました。「小さなてのひら」「青空」とかが最初のクリアから紹介されていたら…ちょっと興ざめなところもありましたから、あれで正解だと思うんです。渚シナリオをクリアしただけで「岡崎汐」の名前が出てきてもおかしいでしょう?
 僕みたいに、早くから邪推をするような輩には、そういう断片的なヒントすら材料にしてしまうところがあるからです。せっかく、その他のデキは良いんだから、ちょっと考えて欲しかったですね…。

 あと、リセシナリオで少し物足りなく思ったのは、付き合ってからの甘さが足りませんでしたね。ええ、もちろんこれは、ToHeart2さくらむすびをプレイした影響(弊害)によるものですがw 特にさくらむすびの付き合ってからの描写がまだ鮮明に残っているので、男物のシャツを着せて手を繋ぎ見つめあいながら一緒に寝る、くらいの描写では…まあ十分でしょうかw
 このシナリオライターの文ですが、地の文は読みやすいですね。ただ、何となく温かみには欠けるかなあ、と思いました。あと、シナリオの抑揚のつけ方がイマイチかな…と。泣かせるわけでも無いし、クライマックスへの助走部分が短いと言うか…とにかく、このリセシナリオをプレイした時点では、結構物足りなく思います。設定の作り方とかは良いんですけどね。

 さあ次は…。早くトルタシナリオをプレイしたいところですが、我慢してファルシナリオに取り掛かります。なぜ、あれほどまでに主人公に積極的にアプローチするのかがわからないのですが、何かウラがあるんでしょうね。