永田議員辞意

 「堀江メール」で、自民党武部幹事長次男へ、ホリエモンが送金したことを追及した、民主党の永田議員が辞意を伝えたそうです。
 僕のブログでもそういう可能性を書きましたが、やはり永田議員の勇み足だったようで。複数の週刊誌も書いているみたいですが、どこぞのジャーナリストの捏造かガセネタを、永田議員に横流しして混乱を招いたとか。まあ、永田議員に情報を流した人も悪いことは悪いんですが、その情報を鵜呑みにしてウラを取らなかった永田議員の責任は重いですし、その永田議員に対し、情報の再考と精査を求めずに発言を許した前原代表と野田国対委員長の浅はかさも追求されるべきでしょう。
 民主党は早急に、現執行部の体制刷新を計らないと、自民党に対する「4点セット」(うちライブドア問題は追及しにくくなる?)での攻勢が全くかけられなくなります。そしてそれは、自民党と業界との癒着構造を追求できなくなる恐れすらありますので、国民に対する裏切り行為ともなります。ヒューザーなど建築偽装をしていた業者と、安倍幹事長らとの関係もまだ灰色ですし、防衛施設庁の官製談合問題から来る、大手ゼネコンとの癒着だとか、色々と追及しなければならないのに。目先のホリエモンにこだわり過ぎでしたね。

 …まあ、不祥事続きの民主党に対する信頼感など、今の国民には無いのかもしれませんが(^-^; 自民党小泉政権に対する不支持率も高まっており、また55年体制が復活するかもしれませんね。どんなことをしても、国民は政治に無関心って時代が。