W杯、フランスがブラジルを撃破!!

 イングランドVSポルトガル戦も、延長前までは観ましたが、ブラジルVSフランス戦はほぼフルタイム観ました。今は何故か、全米女子オープン(ゴルフ)なんぞ観てますがw ミシェル・ウィーは格好良いですねえ…。

 しかし、フランスは強かったですね。ブラジル攻撃陣に対して、まともな体勢からシュートをほとんど打たせてませんでしたからね。ディフェンスの堅さは、攻撃陣以上に目立ったと思います。
 攻撃面では…やはりジダンでしょうか。攻撃の起点として、または突破口を開く芸術的なプレーをして、非常に活躍していました。1度「引退宣言」をした選手とはとても思えない活躍ですw 決勝点となった、アンリへのクロスも、2人の呼吸がピタリと合った結果ですが、完璧なボールでした。
 監督との確執が報じられていたんですが、ここへ来てチーム全体のまとまりが出てきた気がしますので、優勝候補ですね。

 ただ、ブラジルは物足りませんでした。決定力不足…と言うより、フランスの守備を崩せなかったのが敗因でしょうが。
 今大会では、ロナウドは試合を使うことによって絞れてきて、動きは良くなってました。ただ、ロナウジーニョに良い場面があまりにも少なかったように思います。日本の中村俊輔ばりに…とは言いませんけど、貢献度では同じ位に低かったように思えましたね。ベテランのロベルト・カルロスも良い働きをしたとは言えませんし、最後まで力を発揮できなかったように見えました。勢いに乗ってきたフランス相手には、地力の違いを見せることは出来なかったのかもしれません。

 イングランドVSポルトガル戦は、最後PK戦ポルトガルが勝利。ポルトガルの監督の、イングランドに対する相性の良さが出た感じですね。ポルトガルは、前の試合で退場者がかなり出て、司令塔のデコが欠場するなど苦しい布陣だったはずですが、イングランドに退場者が出るなどしたため、助かった感もありますね。

 さあ、準決勝です。欧州勢だけが残る、ちょっと偏った構成になりましたが、楽しみなカードが目白押しです。期待しましょう。