＜世界フィギュア＞安藤美姫が優勝 浅田真央は銀

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070324-00000090-mai-spo

　安藤美姫が逃げ切った、と言う感じでしたね。4回転も飛びませんでしたし、やや守りに入った滑りだったように見えたんですが、あまり危なげも無く滑りきりましたね。
　ただ、浅田真央の滑りは、やや危なっかしいところもありながら、非常に魅力のある滑りに見えましたね。フリーでの最高得点もわかる気がします。こう人を惹きつけるオーラみたいなものを発しているんですよ。たぶん、採点している人たちも同じ事を感じているんだと思います。随分と客観的な評価基準にはなったとは言え、一つ一つのワザの出来や内容に大きな差は無かったと思うだけに、安藤美姫はこれからも厳しい戦いを強いられると思います。でも、そんな浅田真央の幻影に押し潰されて、そして復活した昨年からの精神面の成長は素晴らしいものがあります。
　ストレスからか、肌がやたら荒れてしまっているのが可哀想なので、何とかその辺も解決したら良いのになあ…とも思ってしまいましたｗ
　
　しかしながら、浅田真央の凄さを改めて感じましたね…。ライバルと言われたキム・ヨナ（金妍児）もプレッシャーに沈む中であの演技ですから。本当に、フィギュアスケートの申し子と言うか、銀盤に恋されたんじゃないかと思うくらい凄いです…。
　
　中野友加里も5位と健闘しました。まあジャンプにミスはありましたが、柔らかな良い演技をする人ですね。メダルを取るまでには、もう一回りレベルアップしなければ厳しい部分はあるんだと思います。でも、また演技を見たい、と思わせる魅力のある人だと思いましたよ。
　
　日本のフィギュアスケート界って凄いんですね。荒川さんや村主さんらが世界に通用したかと思いきや、20歳前後の安藤や中野、そして真央ちゃんと、下の世代も凄いと言う…。こうやって、次々に違う世代から通用する選手が出続けている状況が続けば、フィギュアは日本のお家芸とでも呼べる状態になってくるでしょう。
　
　この世界フィギュアのせいで、世界水泳が全く話題になりませんね…。視聴率も大きく負けていますし。相変わらず、フジは凄いなと思ってしまいましたｗ