今年最もひどい黄砂が中国北部を襲う

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000002-rcdc-cn

 この写真を見ればわかると思いますが、中国の東北部では連日のように、この程度の黄砂に見舞われているものと思われます。日本でも結構被害は出ていますが、中国ではそれ以上でしょう。日中の外出自粛を要請するくらいですからね。
 中国が蒔いた種、と言う見方をする人もいます。けれど、中国国内での環境汚染や環境破壊は、直接的には大気や海洋の汚染までのレベルです。CO2の排出量も激増しているわけですが、それが即黄砂被害に繋がっているわけではありません。先進国と呼ばれる国々の経済発展に伴う、化石燃料の浪費が招いた悲劇という訳です。中国の浪費は、これから先5年後くらいから現れるものだと思います。
 中国政府には、もっと黄砂対策を真剣に取り組んでもらいたいと思っているのですが、それと同時に、僕たちが地球環境のために何をやれるか?を、もっと考えなければならないと思います。中国ばかりに責任を押し付ける状況にはありません。