Keyにはライターが一人しかいない件について

 リトルバスターズ!のビジュアルファンブックを見ていたら…衝撃的でしたね。今のKeyには、ライターは都乃河勇人氏ただ一人しかいないそうで。もちろん、麻枝さんはライター卒業とか言っているので除外していますが…。要は、城桐央氏や樫田レオ氏は外注(バイト?)ということらしく…。こんな状態で麻枝さんはライター卒業と言っているのが、正直よくわかりません。
 そもそもKeyって、専属のライターをあまり長居させていないんですよね。久弥直樹氏はKanonのみ、涼元悠一氏もAIRCLANNADplanetarianの3作で解雇(?)。その他のライターは、麻枝さんと都乃河さん以外すべて外注だったりするので、ぶっちゃけ「育てていない」と言うことにもなります。
 それでも、リトバスまでは麻枝さんがいたわけで、太い柱があったから何とかなっていたわけですが、それが無くなる次回作以降はどうなるのでしょう?
 SS作家出という都乃河さんに、ゲームの世界観やら設定やらと多くを望むのはまだ難しいでしょうし(EXの出来次第ではありますけど)、他のライターが固定されるかどうかわからないのに、この先も今までと同じようにKeyブランドが支持されるように持っていくのは…厳しいように思うのですが。
 麻枝さんの「ライター卒業」宣言がイマイチ理解できないんですよね。それでもKeyに残るって選択肢も。要は、Keyブランドを見捨てる気は今のところ無いみたいですし、シナリオのチェックとかはしていくみたいなんですが、育てようと言うライターは都乃河さんしかいないわけで。もし、樫田レオさんや城桐央さんの両方、あるいは片方でも、専属にして育てるのなら話はわかるんですけどねえ。どちらも専属でないと言うのは…。
 まあ、大人の事情で、ライターばかりを雇っても…ということなのかもしれませんが、まだまだ都乃河さん一人では心もとない部分はあるでしょうからね。
 もちろん、麻枝さんが都乃河さんに対して、相当期待している、あるいは素質にほれ込んでいる可能性もあるので、本当に後継者として育てようとしているのかもしれませんが、もう1作くらい挟んでからというのが常識的なところでしょうし。
 今後のKeyの動向には目が離せないわけですが、とりあえずは「エクスタシー」待ちなんでしょうねえ。