64kbpsなユーザーから見た現在の厳しいネット環境
一時的にではありますが、約3ヶ月間くらいナローバンドユーザーになりました。
PHSの回線を使うのですが、結構頻繁に接続が切れることが鬱陶しいですね。でもそれ以上に「遅い」ですはい。
特に遅いなと感じるのは、Yahoo!関連のページでしょうか。ニュースは仕方ないとしても、メールを開けるのに30秒とか60秒とかかかることがあるのは何とも…。ブロードバンドを前提としたWebページなんだなと、あまりユーザーライクでは無い作りに若干閉口気味です。
Webでの動画配信も、もはや絶望的です。もちろん、YouTubeやニコニコ動画をPHSで見られるとは思っていないのですが、JRAのレース映像の動画が見られないのにはがっかりしました…。1分〜3分くらいの動画ですし、サイト自体が重いわけでは無いので、これがナローの限界なんだろうなあ、と諦めることにしました。
以前はこれより遅い速度の通信方式でネットしていたんですから、単なる慣れ不慣れの問題なんですが、やはりADSL以上の、1M以上の通信方式が当たり前の時代ですから、必然的に広告やWebページの作りも、以前なら「軽く・表示しやすく」がWebページ作成の基本だったのが、完全に「見映え」重視に変わりましたものね。
未だにDSL以上の回線を享受できない人や地域があるらしいので、そういうところへのフォローは為されないんでしょうかね? 僕みたいな一時的なユーザーはともかくとして。リアルな地域格差以上に深刻かもしれないですね。