リトルバスターズ!オススメ同人誌紹介〜MS2版その1

 入手した29冊中18冊を読みましたが、ハズレねえな! オンリーはこれだから困る。大手さんも知らなかった人も、同じジャンルだからこそ観られるし、コミケと違って直近でハマった、あるいは本を作りたい!って衝動から参加したサークルさんが多いから、パワーとか作品愛が感じられる作品が多いんだと思います。オンリーはマジでいいよ。とらのあなとかで十分だと思ったりした時期もありましたが、あれだけじっくりと観て読んで作品に触れられる機会はなかなか無いですし。
 では、敢えて有名どころの紹介からじゃなく、自分的に衝撃の高かったサークルさんを中心に紹介していきます。

  • 「お祈り申し上げます」ivycrown/ゑむさん

 サークル「ivycrown」ゑむさんです。まあ有名な方ですよね。内容なんですが、恭介が就活すると言う内容です。こ・れ・は・ひ・ど・い←誉め言葉 
 何が酷いかといえば、プロの無職な国崎往人さん(汗。絶対に何処にも受かりませんw 恭介と共にVAにも面接に行きます。だーまえも出ます(ぇ。スーパーカップ豚キムチ5択とかもうね。いたる絵の魅力についてを往人と祐一(東映版)とグループディスカッションするとか(あの絵はまあわかります)。鍵っ子10年戦士+ONEとかも知ってる人には特にオススメです。間違ってもリトバスしか知らない人は手を出さないほうが無難です。これは超傑作。

  • 「Makin' Happy! -First base-」「FLAP!」翼と蔓/K/飛多ケイコさん

 サークル「翼と蔓/K」・飛多ケイコさんの本なんですが、これは久々に、絵柄<内容のサークルさんだった気がします(失礼な表現かもしれませんが)。表紙絵も十二分にイイのですが、それよりも中身ですね。真人×クドの人なんですが、無理に恋愛関係に持っていくわけじゃなく、何となくこのコンビって息合ってなくね?ってのを推奨するような内容なんで、凄く自然に受け入れてしまえる漫画になっています。クドが真剣に筋肉に向き合う姿勢とか、それを暖かい目で受け入れる真人とのコンビの描き方が…素晴らしすぎる。
 そこだけじゃなく、他のキャラの動かし方とか使い方も素晴らしいですね。真クドに鈴とか(+理樹や謙吾)が絡んで生まれる笑いとか、本当に同人誌の醍醐味を感じられる作品になっていたような気がします。
 「FLAP!」のほうは未完みたいですが、小毬妊娠話のドタバタとか、後半のパンツ話とかも、色んなキャラを絡ませて破綻無く笑わせてくれましたし、普通にハイレベルな人です。ってか、何で冬コミで引っかからなかったんだろう?って感じです。このサークルさんはかなりオススメですよ。

  • 「momentary」その他 Dragon's Milkさん

 サークルDragon's Milkさんです。絵柄から多分敬遠してたんだと思うんですが、この沙耶っぷりには惚れましたw 表紙絵よりは漫画の絵の方が圧倒的にいいし、何より漫画自体がおかしい方向で笑えますw その他の既刊も買いましたが、既刊のほうが更に破壊的な笑いのセンスがありましたね。爆笑もんですw 沙耶好きなのもかなり伝わりますし、イイですよ。本当に。

  • 「GRAY EX MODE」他 桃雪/悠几さん

 サークル桃雪・悠几さんのところです。まあご存知の方はアレですが、大体がコピー本で、しかもノーマルカップリングがまず無いというサークルさんですw 個人的には、この人の百合本が凄く好きなんですよね。姉御総攻め本とか、姉御が佳奈多にクド萌えを指南する話とか。もちろんメインは、恭×理で理樹子がメインではありますけどねw
 メインがコピー本なので、販売開始が遅れたり、気がついたら完売していたりと、買うタイミングがなかなか難しいサークルさんだったりもします。大阪でよく見かける人なんで、大阪のイベントなら確実に買えるかもしれません。

  • 「春の境を歩くなら」ARI-COM/アリさん

 ARI-COM・アリさんの新刊。しっかり作られた真×クド本です。前半部分はほのぼのギャグ、後半はムズかゆラブな内容でもう…もう……。こんなカップルならずっと応援していきたいなって思える内容ですね。これはいいです。素晴らしいです。恥ずかしがる真人が素晴らしい。もうクドは真人に任せていいんじゃね?とも思わせる内容でした。漫画としても、詰め込んだ感とか間に合わせた感を感じない内容ですから、完成度も高いと思います。
 つか、僕自身がアリさんの本を買った覚えが今までに無いような…。真×クドがあまり好きじゃなかったからなんだろうか…。そんな食わず嫌いも解消できる一冊だと思いまする。

 まだまだ読んでなかったり、読んでも感想を書いていない作品はありますが、おいおい紹介していきます。


 全部を紹介できるとは思いませんが、出来るだけ面白かった作品は紹介していきたいと思います。