コミケへの最適な交通手段とは?〜2009年関西出発版・高速バスor青春18きっぷ

 まだチケットの手配などが済んでいないりきおです。サークル参加できなかったものですから、どういうスケジュールで上京しようかとか、何日東京に滞在しようかとかが全く不明なまま残り1ヶ月となってしまいました。
 まあ普通に考えれば、関西やその他の地域から上京するには、高速バスが有効です。特に関西からだと相当数のバス会社が競争して運行しているので、値段の安さを取るか、運行会社の信頼度を取るか、あるいは車内設備や快適さを取るか…、または、出発〜経由地、東京での下車地や時間を優先する…など、選択の幅はかなりあります。
 少し前だと、青春18きっぷによる上京も手段の一つでした。今でも使えますが、高速バスの本数の多さと多様さの前にかすんでしまった感があります。それでも、夜行列車を使わずに京都から東京へ行けば、9時間掛かりますし乗り換えも最低で3,4回は必要なのですが、2300円(1回分)で行けますので、価格面では相当に魅力があるでしょう。これに対して夜行列車「ムーンライトながら」利用プランでは、大垣に22時ごろに着けば、それに乗れば東京に早朝5時に到着できますし、大井町や新木場までは1日分の料金に含まれますのでコストパフォーマンスも悪くありません。が、日付が変わるまでと後で2日分のきっぷが必要ですし、別に指定席を買わなければならない。そうなると、関西や名古屋くらいからだと、2300×2+510円で5000円以上になってしまうんですよね。高速バスも繁忙期料金で最低でも5200円くらいなので、5110円というのは結構安い価格ではあります。が、指定席は争奪戦ですし、自由席はありません。それに、今春から定期列車がなくなり、すべて季節運行になってしまいました。18きっぷの期間は毎日運行していますが、その分、定期+臨時の2本立てだったのが、臨時のみの設定になってしまっているので、いくら利用客が減っているとしても、指定を取るのはお盆では難しいかもしれません。それに、大垣までは関西からだと乗り継がなければならないんですよね。滋賀県在住の人ならむしろ便利なんですが、京都以西だと乗り継ぎの手間が要ります。
 実のところ、高速バスの場合、あまり早い時間に東京に着く便がありません。せいぜい6時台です。もちろん、名鉄観光の「コミックバスツアー」など、片道5000円前後で有明まで直で行って、4時半前後に降ろしてくれる便もあります。が、バスの車種的にかなり劣るものになったり、運転がもの凄く荒かったりするため、それほどお勧めはできません。その時の運行会社に拠るんでしょうけども、その時々で変化するようであれば信頼に足るとは言えませんからね。
 新幹線…という究極の手段があります。一般で入場時間にこだわらないのであれば、入場時間前くらいに到着できるので、1日しか休みが取れない、なんて人にもお勧めではあります。ただ、サークル参加者では間に合わないんですよね。名古屋からだとギリギリ間に合うんですが、新大阪・京都からだとサークル入場時間にはどうやっても間に合わない計算になります。サークルさんだと、新幹線で前日移動+宿泊、と計算しておかなければならないでしょう。
 
 前日移動としたら、当日に有明まで行く交通手段が重要です。何せりんかい線の始発はもの凄い混雑だからです。ただ、大崎からの便は相当混んでるのはわかってるんですが、今は新木場からの便はどうなんでしょうかね。
 http://www.busway.jp/comicdream/
 一度取り上げたことのある、東京〜東京近郊→有明のバス便を運行する企画です。より早く列に並びたい人のためのプランもあれば、ゆっくりながら列車の始発便の混雑は避けたい人のためのプランもあるようで、柔軟性のある企画内容になってます。

 これが正解だっていう手段は無いと思います。それに、それぞれ一長一短ですからね。まだ若干の猶予がありますから、もう少し検討してみてはいかがでしょう?