ElektLyze(Treow@逆衝動P)「Piece of Cipher」は物凄くオススメです

http://elektlyze.xxxxxxxx.jp/
http://elektlyze.blog.shinobi.jp/(Treow氏のブログ)
 まあ、これはガチで良いというか、ニコ動〜MP3でヘビーローテで聴いているくらいの人なので、まあ外れは無いとは思っていましたが…やっぱりハンパないわ、この人。
 Treowさんと言えば…変態です(待。変拍子の貴公子とか変拍子の変態とか言われてますが、本当に変態じゃないかと思います。おかしいですね。
 真面目に書くと…音楽が凄いんですよ。編曲が凄いんですよ。一曲一曲にこめられた要素が濃すぎるというか、一曲が既に普通の人のアルバム一枚に匹敵するんじゃないかと思うくらいの凝縮度です。
 
 一曲目からインストとか…。良いですよ、いきなりw 
 「L'azur」は、やけにミクのボーカルの音量が低かったような…。原曲のほうが良かったかもしれません(聴き間違いかも)。
 「first "A"lphabet」はニコ動には登録されていない曲(新曲ですか?)、すさまじいですね。いい曲です。
 もう一曲の新曲「Fantasia Nr.2 」は…期待を大きく上回る出来でしたw 今回はこの曲のために買ったようなものだったので。「Nr.1」と同じくボカロ混声合唱曲になってますが、合唱曲っぽさからは少し離れてしまったようですが、更に壮大さが増していて…オケなのか何なのか、もうどのジャンルだとかどう説明していいのかがわからないレベルでした…。
 ボーナストラックは「Dependence Intension」のアレンジです。…きてるわぁ。神ですね。今回のアルバムの中で、一番逆衝動Pっぽいかもしれません。変態性の意味で。このサビの独特のリズム感の途切れ方とか転調とか。Treowさんってもちろん最初から作る曲も素晴らしいのですが、セルフアレンジが物凄いんですよね。アレンジャーとしての腕が良いんでしょう。

 一曲一曲が濃いのに、10曲?も入っているとか、逆衝動Pの世界にどっぷり浸かれる作品です。
 確実に聴く人を選ぶと思いますが、調教自体はかなり高いレベルですし、ミクとルカのハーモニーも素晴らしい出来、そしてイントロや間奏部分のボーカルの無い部分こそが聴き応えの面では一番だと思うので、ぜひ買って、ボリューム大き目(うるさいと思う寸前か、うるさいと思うくらいのレベル)で聴いて下さい。今までのボーカロイド系のPたちの音楽とは、確実に違う面が見えると思いますので!
 何が悲しいって、僕程度の音楽知識や文章力では、このCDの良さが全く伝えられないことです…。
 とらのあなで売ってるので、ぜひお早めにどうぞ!