CLANNAD AFTER STORYは22話で最終回

 ってことは、あと2話分がまた特別編+DVDオリジナル話ってことになるんでしょうか? しかし、ここまで来て杏特別編とかってのは無いのかな…。汐か風子か、あるいは汐にヒロインの座を奪われた感のある渚かw 男性キャラでやるってのも面白いかと思うんですが。

ボロボロ泣いた歌…岡崎律子「I'm always close to you」@シンフォニック=レイン

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2808939
 昨日チャットで話題になって改めて聴いたんですが、ボロボロに泣けます。涙腺崩壊曲です。
 この歌はシンフォニック=レインというゲームの中で流れる歌なんですが、とあるキャラのテーマ曲みたいな感じになっています。ゲームの中に置けるこの歌の位置づけも素晴らしいんですが、これらの曲がすべて、作曲者の遺作みたいな感じになっているのが、より「涙腺崩壊曲」になっているんですよね。特にこの曲は、ゲームをやっていても泣ける曲になっているのに、裏を知れば更に泣ける曲になってしまってます。
 このシンフォニック=レインの音楽を担当している岡崎律子さんは、これらの音楽を完成させた後、お亡くなりになったそうです。この音楽はすべて、闘病生活の中、あるいは死期を悟った中で作られたもののようです。長くアニメなどでの楽曲を手がけてられた方なので、オールドファンの方には衝撃的ではあるでしょうけども、この作品で彼女を知った僕でも、十二分に涙腺を崩壊させてくれました。歌詞の一つ一つが、死んでしまう自分から、行き続けていく僕らに対してのメッセージなんですから…。ゲームのキャラともシンクロしてるのが正直おかしいと思うんですが、そのくらい破壊力が半端ねえです。
 生きる意味や価値を見失った時とかには聴きたい歌です。どうしようも無くなったと思ってる人に是非聞いてもらいたい歌です。
 ED曲「涙がほおを流れても」も、そういうシチュを知ってしまうと泣かされてしまいますね…。
 音楽が凄い状態で作られていたり、シナリオがちょっと通常では考えられないレベルで神懸かっていたりと、5年前の作品でそこまで世間に知られていないのが惜しすぎる作品です。古臭さとかは全くありませんし、むしろ原画のしろさんの知名度も上がっていると思いますから、是非たくさんの人に触れて欲しい作品だったりするんですけどね。1曲1曲のクオリティとかは麻枝×Liaの曲に敵わないかもしれませんけども、ゲームの楽曲としては最高レベルの曲になってますし、エロが無いってだけで敬遠するのは、ある意味勿体ないどころか、「おまいら何でギャルゲしてるの?」って言いたくなります。そんくらい良いゲームなんですから。
 鍵っ子に対しては、ヒロインの声優さんが中原麻衣だってことですかw 彼女の技量とか奥深さを思い知らされますw もっと多くの人にやって欲しい作品です。

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注:ちなみにこの「シンフォニック=レイン」をプレイした当時には、岡崎さんが亡くなっていたことを知らずにやってました。だから歌詞や曲は、ゲームとのリンクが凄いな、と言う意味で驚いていました。

CLANNAD AFTER STORY 20〜21話感想

 21話の印象が強すぎますっ。しかし、20話ギリギリまで幸せを謳歌させておいて、最後で崖から突き落とすみたいな。酷い作りですよ(汗。原作ではもっと幸せ↑…不幸↓が急でしたけどね。アニメの方がよほど緩やかに描かれているので、汐編限定ならアニメは原作を超えたと言っても過言ではありませんw
 しかしまあ平和だった20話から。
 杏解禁ww ただ、結構さらっと流された感じじゃなかったですか? もう少し印象的な部分があったような気がしたし、杏がデレる場面が原作ではあったような…。杏スキーにはかなり物足りなかったように思います。
 風子は京アニに愛されてますねw ヒトデ靴にヒトデバッグww そしてヒトデおでんwwww こんにゃくをヒトデ型って、確実に元親衛隊の店じゃまいかww 最高です。また、だんごクッションを被って朋也と会話しているシーンとか、夜道を汐と並んで歩いている後姿(リボン)とかがもはやただの姉妹です。しかも若干汐のほうがお姉さんという超25歳児www しかも、最後ではフラグも立ててるし、ちゃんとデレるところも押さえているあたりがもう。何ていうか、京アニは風子メインで2話くらい作ってもいいと思います。何でもいいから。ファイナルヒトデ使い風子とか。
 ちなみに、汐が朋也のいない間に一人で外出するというシーンは原作ではありません。あの場所に執着すると言うか惹かれる、と言うことを描きたかったのか、あるいは5歳児にしてもはや5歳児離れしている様を見せたかったのか、あるいはかなり自立している様を描きたかったのか…。原作ファンからしてもやや「?」な演出のような気がするんですが、どうだったでしょうか? まあ、堪能させてもらいました。ありがとうございます。

 21話。谷底に突き落とされて、見るに耐えない話でしたね。でも、ここだけでこれだけの尺を使ってやってくれると、破壊力は更に増しますね。親方(クレジットでは社長)・芳野さん・秋生がまたいいんですよ。CLANNADは脇の男キャラが本当に、サブなんだけどいなきゃいけないんですよね。
 幻想世界がようやく動いてましたが、正直アニメだけ見てる人って、幻想世界の前のエピソードとか思い出せてるんでしょうか? 原作をやった僕らでも、クリア後に幻想世界だけを拾い読みしてようやく理解してきたくらいなんで…。この辺は、現実世界と幻想世界がかなり近い位置でリンクしている部分なんで、ようやく理解しやすい部分ではあるんですけども。まあわからんでしょうな。
 それにしても、お金も希望も何もかも尽きた描写から来て、最後の旅行ですよ…。ボロボロ泣いてました。汐が倒れた後、朋也も倒れてしまいますが、家を出る前に朋也も弱っている描写を入れていたのが良かったです。
 音楽もいいですね。ベストチョイスかどうかはわかりませんが、元は3人の手で作られた曲とは思えないくらいにアレンジも多いし、耳でも楽しませてくれていると思います。

 次で最終回か…orz 汐や風子がめちゃくちゃ堪能できたのは嬉しかったですし、泣けたしで文句はありませんでした。もう少し見たかった、というのが正直な感想ですね。十分長いんですけども。最終回を迎えるのが何だか怖いし、終わってしまうのが寂しすぎる、というのが今の心境です。ううむ。CLANNADのSSを頑張って描かないと。

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 宣伝ですが、僕の本業(?)はSS書きで、CLANNADでは特にAFTER STORYの汐編の20話あたりからの話をメインに書いていたりします。まだ終わっていない連載物とかもありますが、もしよろしければどうぞ。

  • 「岡崎家」

 汐編の運動会に行けなかったシーンから始まり、その後汐が回復してそこに杏や風子が飛び込んできて…というハートフルホームSS(なんじゃそら)。汐編の終わり方があんまりだったので、あそこから続く幸せなお話を書いてみたい!と言う思いから書きました。連載中。

  • 「追悼・岡崎家」

 汐編の朋也と汐が旅立った後のお話。杏視点です。

  • 「汐○○生編」

 汐編の朋也と汐の二人きりの生活が続いていたら…なifのお話のシリーズ。小学生編やら中学生編、高校生編とあります。基本的に汐はパパ好きな設定です。
http://rikio.hp.infoseek.co.jp/
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