PRIDE・29

 先日書いていた「新聞の取材」ですが、某所からの指摘もありまして削除させていただきましたm(_ _)m
 2chの某掲示板から来てくださった方すいません。
 そのうち新聞記事になると思うので、それまでお待ちを。

  • 2.20 PRIDE・29


 大晦日以来のPRIDEが放映されていましたね。
 GPとかではない割には、なかなか内容的に楽しめた大会だったと思います。

 前にも書いたことがありますが、僕はK−1よりは断然PRIDE派で、K−1戦士であるレコが通用せずハントが苦戦したPRIDEのリングは、文字通り「最強の男」が戦う場だと思っています。
 煮え切らない決着が多く、見世物なのか馴れ合いなのかがわからないK−1リングには無い、興奮と衝撃の結末がそこにはあるからです。
 たまに泣いてますからねw
 あまりの衝撃的な結末に。

 ココから下は、放送された試合の感想などを。

  • ○スペーヒー×横井

 怪物くんこと横井が、スペーヒーのテクニックと強さに圧倒されてしまいました。
 ちょっとレベルの差が見えましたね。
 横井はプロレスの「ゼロワン」所属選手なのですが、総合と二足のわらじでは今後も勝てないでしょうね。
 スペーヒーは強いですね。ただ、シウバあたりとやってどうか?となると、ちょっと足りない気がしないでもないですが。

  • ○ショーグン×金原

 金原には万に一つの勝ち目も無いとは思ってましたが、ショーグンの強さは規格外ですね。
 シウバが所属する「シュート・ボクセ」で、シウバ以上の逸材と呼ばれるわけがわかります。
 とにかく、相手を殴って蹴ることしか考えていない。
 しかも、狙い済ましたストンピング! 恐ろしい選手が出てきましたね。
 金原は、正直PRIDEは荷が重過ぎる感じですし、選手としても完全にピークを過ぎていますよね。

 パンクラスのヘビー級王者が階級を下げてまで挑みましたが、それ以上にボブチャンチンの底知れぬポテンシャルが上回った感じです。
 と言うか、ボブチャンチンのパンチのスピードが速過ぎ!!
 TVで観ていて、全然見えませんでしたし!
 それでいて、一撃で倒せるだけのパワーも維持していました。
 ミドル級転向で、もしかしたらとんでも無い旋風を巻き起こしそうです。
 シウバとやっても面白いんじゃないかって思いました。

  • ○中村×レコ

 レコはPRIDEに来てから精彩を欠いていますね。
 ただこの試合は、当初予定していたハイアン・グレイシーがドタキャンしたための、急遽のエントリーだったみたいで、レコの準備不足は致し方なかったかと思います。
 しかしそれを差し引いても、中村の強さばかりが目立ちましたね。
 実戦をこなし、吉田道場で鍛えたその成果は、成長となって身についているようです。
 もちろん、層の厚いミドル級の中で上位か?と言われればどうかな、と思いますけどね。

 ここまで無敗のチェに対し、ロシアの戦闘兵器ハリトーノフがどうKOを奪うかだけ見ていた試合でした。
 ハリトーノフは、派手さや見た目の印象は無いものの、実に強い選手ですよね。
 K−1で言えば、ホーストのような「ポイントを取れる有効打を打つ」タイプにも見えるんですが、その「有効打」が、相手に徐々に深刻なダメージとして蓄積されていく、と言う感じですね。
 柔術が得意な選手には未知数なところがありますが、打撃中心の選手相手なら、例えヒョードルと言えども危ない選手かもしれません。
 何せ、ヘビー級GPでは、あまりに凄惨な試合だったせい(だと思う)か、試合がダイジェストになっていましたからね。特にシュルト戦。
 自分の両膝で相手の腕を押さえ込んで、ガード不能にしてからの顔面殴打って…。

  • ○田村×マックモド

 偶然のローブローで田村の勝ちになりましたが、それ以前に田村のヒザが相手にクリーンヒットして効いていたので、続けていても同じ結果だったと思います。田村は強いですよ。
 しかし、桜庭ともしやるのなら楽しみですねw
 別にUWFインター時代とか知らないのですが。

  • ○ミルコ×コールマン

 コールマンのタックルを完全に防いだミルコの圧勝でしたね。
 それに、ミルコが左ハイに頼らず、パンチでKOしたことも大きいと思います。
 でもまあ、元々はハイキックでKOを奪うタイプの選手では無いんですけどね。
 それにしてもミルコは、ランデルマンにKO負けして目が覚めたみたいですね。
 ヒョードル戦が楽しみですw

 と言う訳で、今年もPRIDEは大いに楽しめそうです。