プレイ日記〜小牧愛佳シナリオ クリア!
今日ちょっと頑張りまして(と言うか、ようやくシナリオが走り出して)、愛佳をクリアしました。
で、ここからはネタバレになりますので、プレイしていない方で、今後プレイする可能性のある方は見ないことをオススメします…。
- プレイ時間
まず、プレイ時間がかかりすぎ。
1人クリアするのに、約10時間はやりすぎでは?
もちろん最初のほうは、チャットしながらプレイしていたりしましたけどねw
それでも、全ボイスを聞いていたら、初回プレイはそのくらいになると思います。
色んなキャラが登場して、狙い以外のキャラに集中できずにダレる、というパターンですかね。まあ仕方ないことなんでしょうけどね。
シナリオの長さとしては、それほど長いと言う印象は受けませんでした。
が、真相がわかるまでの日常部分を描くのと、シナリオが進み始めてからのテンポが違いすぎて、違和感を覚えました。
ラスト近辺はやや走りすぎかな、とも。こっちはもうちょい、時間かけて描いても良かったのかなあと思いましたが。
- システム
セーブデータ1つ1つの情報量が凄くて驚きました。
何せ、その時の立ち絵や、テキストの冒頭部分までもが保存されているのには驚きです。見やすくて、後からロードしやすいです。
ただ、セーブやロードの時間が長いという弊害も…。
また、前の選択肢まで戻る、と言う、ギャルゲーには標準装備されている機能が無かったり、アルバムモードでは一覧表示が無く、見たいCGがすぐに出せない(たぶん)など、不備もちらほらと。
いやしかし、バックログのセリフ再生機能は驚きました。
- 音楽
普通だなあ、という印象しかありませんね。
前作からの使い回しも多いですしね。
効果音は良かったですよw
歌ですが、OP曲は結構好きですが、ED曲はあまり良い印象はありませんでした。
そして、OP曲がゲーム起動時に毎回鳴らされるのはどうかと思います。
- ストーリー
愛佳シナリオだけの印象で書きますが…。
「もっと"ほのラブ"に徹しても良かったんじゃない?」
正直そう思いました。
ほのラブっぽかった前半部分と、後半のネタ明かしの部分との温度差があったように思いましたね。前半部分が伏線としても、伏線の張り方も大したことないし、ネタ明かし部分との繋がりも上手く描けていないし…。
それに、文章力とかは乏しいですね。
小説形式にしていること自体が、違和感を感じてしまいます。
- 声とか
声優さんに関しては、予備知識が薄い分、大して違和感はありません。
このみの声より、愛佳の声のほうが高いのが気になる程度かなw
ただ一つ気になったのは、
「テキストの表示速度と、声優さんの声のスピードが全く合わせていなかったこと」
です。
せめてセリフ部分のテキストは、声優さんの声のスピードに合わせてほしかったです。
何か勿体無い。
折角喋ってくれているのに、セリフを見て声を待つというのは、どうも雰囲気を殺がれる感じがしました。
- キャラクター
キャラの個性に関しては、申し分ないんじゃないでしょうか?
愛佳以外のキャラも含めて、どこか「攻略してみたいっ!」と思わせる要素が盛りだくさんですw
もちろん愛佳自身も、かなりラブリーですし、ぶっちゃけ可愛すぎなんで問題無いっすw
ただひねくれている僕としては、妹の郁乃のことが気になって仕様が無いんですが(^-^;
前作ほど高い個性があるわけではありませんが、全員が平均点を越えている、そんな印象があります。
- 総合的に
内容的には良いと思いますよ。
ただ何となく、ストーリーと言うか、場面場面の描写とか、話が展開していくときの表現力とかに弱さを感じてしまいますね。
それに、3月の期間がもの凄く無駄に思えてしまうのですが…。
設定を使いこなしていないような、そんな気がします。
うーん。微妙ってことなんですかねえ。