王者、ヒョードルが嫌いになってきました。

 ミルコ戦でエメリヤーエンコ・ヒョードルは、1R途中から「負けない試合」をしてましたね。
 あまり言われていませんが、こいつが王者にいる限り、やや消極的なタイトル戦が続きそうです。
 もちろん、力差のある相手には圧勝するわけですが、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラミルコ・クロコップあたりの実力者相手には、おそらく極めには来ない、消極的なんですが体勢だけ有利な、こういうポジションの戦いが多くなるでしょうね。
 無理にマウントとか、体勢を取りに行かない、っていう消極さ、です。あまり好きではありません。
 リスクを犯さない戦い方は嫌いです。
 これなら、ノゲイラやミルコのほうがイイ戦いをしていると思います。
 PRIDEのジャッジも、その辺をちょっと考えてほしいですね。
 体勢が上でも、積極的とイコールでは無いんですから…。