智代アフター 感想続き


 昨日のプレイ日記では、「中途半端ということではなく…」と書きましたが、やはり中途半端には映ります。
 ただ、いい面ももちろんあるので、項目ごとに見ていきましょう。

  • ストーリー、キャラ

 これが一番中途半端でしたよね(ダメじゃん)。今までのKey系ゲームでは完璧に映った部分が「今回かなり妥協したな…」って思いましたしね。特に、After Storyとして書ききったCLANNAD本編の凄さと比較して見てしまうため、どうしても見劣りするのはあるんですが。それを差し引いても、1つのゲームとしてはどうか?と思える内容だったと思います。

 と言うのは、例えば鷹文と河南子の問題があります。この後の考察でも書くつもりですが、この2人とこのゲームのエンディングは、一体どういう関係があるんでしょうか? もし、鷹文のマラソンの後、この2人が出てこなくなるのであれば、「朋也や智代と暮らす生活から脱却した〜一人立ちした」と解釈できるんですが、そのまま居残りますしね。
 これだけストーリーに関わりながら、何故ともの母親がいる村での一件以後、声ですら登場させないのか? 非常に役割が中途半端に映ります。
 また、ともも結構使い捨てな印象が残ります。厄介払いしたようにも見えなくも無い。と言うのは、ともと朋也の関係についての描写がほとんど無かったからなんですけどね。だから、ともと離れることが辛い、と言う心境にはならず、智代にともとの関係を決別させることに腐心していただけに見えました。これは、そう描いたってだけなのかもしれませんけど。

 ただ、河南子ととものコンビは良かったですねw 河南子はともを上手くコントロールしていると思っているみたいですが、河南子がともを呼ぶときは「ともさん」なのに大して、ともは河南子のことを「かな」ですからねえ(^-^; 立場逆転してますけど?! 楽しかったですw
 だから、河南子や鷹文、ともを加えた4人でのやり取りは結構好きです。…4人? 智代が抜けてるし(^-^;

  • ボイス、声優さん

 特に言うことはありません。満足です。智代の声は、コンシューマとは異なるらしい(このゲームでは一色ヒカルさん。PS2では桑島法子さん)のですが、キャラには合っていたと思います。
 むしろ、これだけ聞き慣れてしまうと、PS2版での違和感が気になってしまいますが。

 それよりもビックリしたのが…、

「鷹文と河南子は同じ人が声優さん…ってどゆこと?!」

 スタッフロールで、目の錯覚か何かと思っていたんですが…(涼森ちさとさん)。正直、全く信じられませんし、思い返してみても、2人が同じ人から吹き込まれているなんて考えられません…。これは凄いと思います。
 セリフ量はハンパないでしょうけどね(^-^;

  • 音楽

 かなり良かったと思います。編曲に外部から2人呼んでいるからでしょうが、以前のKey音楽に比べると、曲の広がりがありますよね。メロディラインを聴いていると、ああこれはKeyの音楽だな、と思うんですが、アレンジは新鮮なので。

  • ボーカル曲

 Liaさん復活キター!!
 …まあ、CLANNADでは「Ana」で、KEY+Liaでは割と慣れ親しんでいるのでアレなんですが。

 ただOP曲「Light colors」は、作曲者が折戸伸治氏だと知って聴くと…
「まんま『鳥の詩』ですよね?」って思ったら、コメント見たらやっぱりそうでしたね(^-^; 作詞作曲編曲、そして歌い手共に、「鳥の詩」を生んだメンバーで構成されてますしね。
 ED曲「Life is like a Melody」は、作詞作曲を麻枝准氏が、アレンジを戸越まごめ氏が手がけており、確かこの3人では、Airの「青空」以来でしょうか? 良いですね。

 どちらも、Liaさんの声に備わるスケールを生かした良い曲だと思います。

  • オフィシャルビジュアルブック

 大したことではありませんが…。
 河南子のコメントが、あまりに…、
「アホ過ぎ」
ってことだけ(^-^;
エロとおっぱいしかないのか?!

…それと、
河南子のおっぱいぼーん
が、非常に見たいとです(アホ)。
河南子くらいの大きさが一番そそられるんですよ(^-^;