原画家は誰が相応しい?!(智代アフター感想に関連)

 今回の智代アフターでは、原画家が変更されていたのが、発売前の一番の注目点でした。
 この作品では、同人界では割と知られた存在だったフミオ氏が原画担当になりました。で、結果どうだったでしょう?

 僕としては…大成功だったと思いました。もちろん、坂上智代というキャラクターが、フミオ氏の絵柄に合っていた、と言うのはあるんですが、やはり構図や表情のパターンに、今までに無い広がりを感じたのは確かです。これだけキャラが大写しになっても、あまり崩れていないのも、今までのKey作品では考えられなかったことです。
 もちろん、樋上いたる氏の信奉者の方にはかなり不満だったと思います。が、やはり画力の差は否めないところはあるんじゃないでしょうか? CGの塗りも好きですしね、今回。個人的に、いたるさんの絵に限界を感じていた人間なので、planetarian駒都えーじ(こつえ〜)氏や「光見守る坂道」のごとP氏などの絵に対しても、違和感以上に魅力を感じました。

 もちろん、いたる氏の絵がハマるゲームもあるかと思いますが、Keyのライターたちが、いたる氏の絵に合わせるのではなく、もっと自由に描いていってもらいたい、と思っています。それに合う原画家を探してくれば良いわけですからね。


 考察はまた明日。