リトルバスターズに対する不安パート2

 お前には不安しか無いのかよっ!! と言われそうですが、あまり期待しすぎると、僕の中ではAirみたくなりますので(思ったほど泣けなかったってことで)、不安をたくさん持っておくことにしたいのです。

  • 18禁か否か?

 大きな不安ですね。
 Keyは元々Hシーンにあまりこだわりが無くて、ユーザーも「H下手」と言うレッテルを貼っていたと思います。それでCLANNADを全年齢対象で出してみる、と言うことをやってみたのですが、結果的に、Hシーンありきのパソゲー雑誌で取り上げられなかったり、Hシーンあってこそのパソゲーと言うユーザーが意外に多かったりして、販売数としては伸び悩んだそうです(どのくらいかはわかりませんけど)。
 そこで、智代アフターを出して、H下手と言う世間の評を覆し、さらにパソゲー雑誌での露出も増やす、と言う作戦に出たわけですが、結果的にはコケ気味です。

 まあ、麻枝准氏が勘違いしたとは思うんですよね。智代アフターでは、確かにHシーンの描写自体は濃密でした。…が、別にHシーン自体の描写がどうこう言っているわけでは、ユーザーたちは思っていなかったと思うんですよ。
 Hシーンの「タイミング」「必然性」「ストーリーとの親和性」みたいなものが、Keyには欠けているのでは無いでしょうか? その意味では、智代アフターのHシーンでは全く不十分すぎるわけです。坂上智代役の声優、一色ヒカルさんのエロ声に助けられた、とも言えますしね。 

 そう言う意味では、リトルバスターズが18禁で出た時に、果たしてHシーンに必然性を持たせられるかどうか? かなり悲観的に考えざるを得ません。
 昔のパソゲーは、Hシーンに必然性を持たせられず、ただストーリー上で浮いていたゲームも多かったように思います。…が、最近ではHシーンに萌えられるゲームすら出てきています。そうしたゲームと比較しても大丈夫なHシーンになるかどうか? ちょっと気になります。

 声優さんの問題もありますしね。全年齢で出る声優さんと、18禁で出る声優さんってのは違いますし。まあ、ただ名前を変えているだけ、ってケースも多いようですが、それでも声優さんの名前で売れないってのも、若干マイナスに働く可能性もあるでしょうし…。

 個人的には、リトルバスターズは18禁にはしてほしく無かったりします。が、ヒロインが設定画の段階でパンツを見せているようでは、やはり18禁ってことなんでしょうかねえ?

 あと、僕が唯一KeyのHシーンで「必然性」を感じたのが、AirのSummer編ですね。裏葉との。
 ただあれは…涼元悠一氏が描いたらしいので(^-^; どうなるんでしょうか?