PS3は11月11日に、5万9800円で発売決定!
昼間に書いたものを拡張してお届けします。
20GBのHDDつきで、ブルーレイディスク搭載。欧米でもこの後発売するとのことで、ようやく決定したって感じですね。
詳しいスペックとかが載っているページです。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20106327,00.htm
この値段を高いか安いかがポイントですが…どうでしょうか?
ゲーム機としては5万円を超えると高いんですが、ブルーレイ対応のプレーヤーとして考えるとそうでも無い。ただ、ブルーレイの威力が全く僕らレベルにはわからないので、本当に必要なのか?って言うのはどうしてもあります。
それに、実はこの価格、機能縮小版でのお値段だとか。
60GBのHDDつきのバージョンは、欧米で100ドル(ユーロ)高い値段で設定されており、こちらはHDDの容量以外に、メモリースティックやコンパクトフラッシュのコネクターに、無線LANにも対応しているらしいのです。
つまり、59800円の方には、これらの機能が付いていないということになります(^-^; こちらは…7〜8万円程度になりそうで、これでどう競争できるかが見物というか、疑問です。しかも、今時、HDDの容量が40GB程度違うだけで、1万円以上も値段が上がるってのは理不尽な気もします。
僕は映画には興味が無いですし、それほど凄い画像のゲームってのも興味が無いので、すぐには手を出さないとは思ってます。とは言え、次世代機が出ると、今までの経験上ではだいたい1年以内に買っているので、まあ欲しいソフト次第ってところですね。大手のキラーソフトにはイマイチ食指は動かないのですが。
日本では、任天堂のWii?でしたっけ? あれが対抗馬となりそうなんですが、海外ではX-BOX360とも争うことになりそうなんですが、ソニーは、
- ブルーレイを軌道に乗せたい(そのためのPS3)
なのか、
- ゲーム機メーカーとしての覇権を確実にしたい
なのか、どちらを重視するかで、成功も失敗もあると思います。どっちつかずでも失敗しそうですし、難しいところですね。
ちなみにPSXと言う、DVDレコーダー部門で覇権を握ろうとした「どっちつかず」の製品をソニーは出しましたが、見事に失敗しました(^-^; この教訓もあるだろうからどうなんだろう?と思っているんですが。
X360はともかく、任天堂のWii(ウィー)は強力なライバルになりそうです。と言うのも、ハード性能ではなく、ゲームの面白さを追求するハードになりそうなので、技術にこだわりすぎな感があるPS3に比べると、ゲームファンが飛びつきそうな気がするんですよね。おまけに価格では相当差を付ける(Wiiの方が半値くらいで売り出す気がします)と思いますしね。それに、PS3の発売が当初から大幅に遅れたことで、かなり任天堂には追い風になっていると思います。
PS3はその高い技術性から、ゲームの開発にも相当費用と技術力が必要だとも聞いています。順調に業績を回復しつつあるソニーですが、PS3を成功させるのは相当厳しい気がしているんですが、どう思われるでしょうか?
次世代DVD規格も、ゲーム機も、両方で覇権を握るために出されるPS3ですが、ユーザーに受け入れられるか、またゲーム開発者に受け入れられるかは、まだまだ不透明な感じですね。