韓国1次リーグ敗退が示す危機

 W杯、韓国は1次リーグ最終戦でスイスに敗れ、アジア勢は全滅してしまいました。韓国自体は非常によく戦ったと思います。スイス戦は不可解なジャッジにも足を引っ張られた感がありましたしね。ただ、決勝トーナメント進出チームが0だったと言う現実は、今後へ大きく響きそうな公算です。
 と言うのは、W杯のアジア枠と言うのが、思いっきり減らされそうな風向きだからです。今回は、日本・韓国・サウジアラビア・イランと出場したわけですが、それらが1次リーグで全滅したことにより、4枠与えられない可能性が出てきたわけです。しかも、今まで0.5枠しか与えられていなかったオーストラリアが決勝トーナメントへ進出したわけで、オセアニア枠が1枠になるか、アジア予選に豪州らオセアニア勢が参戦するか、と言う可能性もあるわけです。
 そうなれば、日本の4年後のW杯は、より狭き門で、出場すら叶わない可能性があります。厳しいですね。もし日本が、もう少し善戦していれば…と思うので、ジーコ-川淵体制の残した負債はかなり後に尾を引きそうです。
 ジーコの後任は、オシム氏らしいですね。監督実績があるので、それなりに期待は出来ると思います。