不作揃い?! 今クールのドラマ

 どうも、このクールのドラマは全滅くさいですね。阿部寛の「結婚できない男」が16%前後で踏ん張っている以外は、長瀬智也の「マイ★ボス マイ★ヒーロー」(なぜ長瀬が、ジャニーズ・アイドル枠のこの時間帯のドラマに出ているかは不明…)が18%弱となかなか高視聴率を保っているだけ。月9「サプリ」が、17.9→13.0→14.4%とかなり低迷しているのが象徴的です。
 その他は、10%を越えていれば御の字、と言う惨状。観ようという意欲の湧かないキャストや題材も問題?「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」(ここ2回はともに9.5%)、今さら観月ありさは無いだろう「CA(シーエー)とお呼びっ!」(ここ2回は9.1-9.3%)。
 「ハウルの動く城」放送のあおりを食らった形の"隠し子俳優"山田孝之タイヨウのうた」(どうでも良いですが、共演している沢尻エリカって、嵐の大野智クンと似てません?!…どちらのファンからも殺されかねませんが、大野君が喋っているように見えて違和感を感じて仕方ないんですがw 初回13.8%、「ハウル」の週6.9%、その次8.4%)はともかく、人気急上昇中で主演に抜擢された、速見もこみち主演「レガッタ」は酷すぎる。初回から9.5%と相手にされず、ハウルの週は5.2%、その翌週も5.7%と、テレビ東京でもそうそうたたき出さないような低視聴率に喘いでいます。もこみちの顔が小さすぎて凄く違和感があったんですよねえ…(それだけ?)。もちろん、題材も視聴者が飛びつくようなものでは無いだけに、「もこみちの今の人気なら大丈夫だろう」と言うテレ朝の甘い計算があったんじゃないかって思います。
 それ以上に低さが尋常でないのが、上戸彩の「下北サンデーズ」です。11.4→8.1→6.3%と言う急落っぷりで、よほど面白くなかったのかなあ?と思っています。もちろん木曜9時と言うのは、渡る世間とおかげでしたの2強がいて苦しい時間帯なのですが、前クールで上戸彩が主演した「アテンションプリーズ」は、平均視聴率が16%超と好評だっただけに意外でした。…が、上戸彩自体、元々それほど女性人気がありません=ドラマの主要な視聴者にはウケないと言うことです。今までそれほど好評だったドラマもありませんでしたからね。それに、リバイバルなどのハクが付くものにはある程度強くても、単体で視聴率が取れるほど、女優としての地位も確立できていないってことでは無いでしょうか? 数えるのが難しいくらいにたくさん出ているCMだって、オロナミンC以外はそれほど印象に残るものがありませんしね。印象ほど人気・数字に結びつかない女優であると思います。
 以前に描いた事があるんですが、歌手としてはかなり失敗しているんですよね。CDは全然売れませんし。ちなみに、前クールのテレ朝9時のドラマは、「七人の女弁護士」でした。が、こちらは渡る世間と被りながらも平均12%と踏ん張ったといえます。これから考えても、異常な低さですね。どんなに面白くないんだろうか…。