今季のドラマ視聴率動向

 「僕の歩く道」が19.3%、「14才の母」が19.7%とそれぞれ好調な滑り出しを見せました。ただ、「14才」のほうは、話題性的に20%越えもありえたと思うので、やや物足りない数字かもしれません。
 藤原紀香の「だめんず・うぉ〜か〜」は10.3%。あまり高くはありませんが、内容的には面白くはありました。ただターゲットとしたい層が狭く(20代後半以降のOL?)、他局の番組を考えると、10%を上回る数字を取りつづければ成功でしょう。
 いきなり躓いたのが「嫌われ松子の一生」。初回は8.8%とかなり振るいませんでした。ただ、同時間帯放送の「Dr・コトー診療所2006」が23.2%と断然だったので、今後も苦しい数字が続くでしょう。それにしても「Dr・コトー」は強いですね。
 
 そして、いよいよ「たったひとつの恋」がスタートします。亀梨和也は「ぐるナイ」のゴチに、綾瀬はるかは「ナイナイサイズ!」に出演するなど、PRに躍起になっているようです。ただ、視聴率的には全く読めません。KAT-TUNによる主題歌の発売日が全く見通しが立たないなど、ここに来て戦略的には躓いているだけに、初回視聴率は注目です。個人的には、20%を越えないと、今後が苦しくなるような気がしますが…。