亀田興毅 初防衛成功

 普通に勝ちましたね。ただ、KOにこだわっていなかったようで、見ているほうはかなり退屈な試合だったかもしれません。でも、初防衛戦としては悪くありませんでした。
 しかしながら、会場はかなり空席が目立つ状況で、一部夕刊紙に書かれていた「タダ券大量ばら撒き」と言う記事は本当だったようですね。歓声もそれほど大きくも無く、盛り上がりには欠けた印象もありました。
 視聴率も気になるところですが、これで亀田人気が復活するかどうかも興味があります。あの内容では…と思う人も多いかもしれませんし、あの戦い方を続けていても、普通の選手くらいに成り下がるだけかもしれませんね。
 でも、ランダエタを徹底的に研究して、相手の良い所をすべて削ぎ、自らの有効打を次々に加えていった中盤以降の内容は、彼の成長と努力の跡が見えましたよ。最後のマイクパフォーマンスも良かったですw
 
 しかし、その前の亀田大毅モハマド・サディックの試合は…アレでしたね。相手の選手、推定55歳くらいですか? 身体の張りと言うか、皮膚の感じからは、50歳以上…下手したら60歳台だったかもしれませんね。ベテランと言っても、ここまでのベテランを持ってくることはないだろう…と。かなり興醒めでした。いくら、兄貴に勢いをつけるためと言っても、あんなおじいちゃん相手だと、むしろ「もっと労われよ!?」って言いたくなるくらいでしたw
 こんな試合にコメントを求められる解説者や、これでも誇張した表現で盛りたてないといけないアナウンサーが可哀想でしたね。