潰せ!ホワイトカラーイグゼプション!!

 ホワイトカラーイグゼプションというキーワードで検索してくれている人が増えているようです。ので、その話題を。
 平たく言えば「残業代不払い奨励法」です。財界(大企業など)側からの要望に政府が応え、多くのサラリーマンに対し、残業が発生する現在の勤務体系ではなく、年俸制など、いわゆる「成果主義」に基づいた給与体系に変えようと言うものです。要は、働きの良さ悪さで給料に差をつけようと言う感じですかね?
 しかしながら、働ける人にはそれだけ仕事が入るわけで。それに、その働きを正当に評価する人がいるのかどうか? また、その人が働いた分だけの正当な評価を受けているのかどうか? そんなのをチェックする機関はどこにあるんでしょう? 個々の企業にそんなものはあるはずありませんし、評価する人は、恐らくは一握りの上司や経営者のみ。そんな人間が、勤務時間を大幅にオーバーして頑張っている人に、正当な報酬を与えるとはとても思えません。
 例えば、今いる会社がまさにそうです。何故か、係長以上には残業手当がつかず、年俸制になってます。とは言え、定時以降も働かなければならないときも数多いです。それに、係長以下のポストとは、それほど給料も上がっていないという話を聞きます。月5000円の役職手当くらいとか…。要は、ポストだけ与えて、賃金の抑制をしているとしか思えないわけです。そして、それを評価するのは、ウチの工場長のみです。工場長の印象1つで変わるわけです…。
 これが、世のサラリーマン全体に適用されれば、間違いなく残業代の抑制に使われることでしょう。サラリーマンが総じて損をする法律なわけです。固定給だけで生活している人ってのは少ないと思います。残業代を目当てにして頑張っている人が多いと思います。そんな人たちの生活費を搾取しようとしているわけなんです、今の政府や財界は。許せますか? これでも自民党を支持するって人は、よほど何も見えていない人だと思います。
 そんな法案が審議されようとしているわけです。何としても握りつぶして、無かったことにしないといけません。まあ僕はパート労働者なので、直接の影響はありません。が、正社員になる目標もあるわけで、こんな法案を通すわけにはいきません。
 何とか潰せるように頑張りましょう!