関テレ「あるある」捏造6件で反論

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000114-yom-ent

 他のブログなどを見ていると、関テレのいさぎ良くない態度に批判が集中しているようです。でも、個人的には賛同できません。
 捏造内容をそのまま放送した関西テレビの、チェック体制の甘さや姿勢には疑問があります。しかしながら、番組制作の納期の指示などは、すべて関テレが主導していたのでしょうか? 関テレが、すべて実権を握っていたのでしょうか?
 僕が言いたいのは、キー局であるフジテレビの関与の問題です。要は、各地方局に、全国放送の枠を割り当てるのがキー局の役目なわけですが、それらはすべてキー局の意向で行われることです。つまり、各地方局には何も権限も自由も無い。つまり、ある時間帯は何処何処の地方局の時間帯だったのに、視聴率が低迷したことから、その時間帯を召し上げられる可能性だってあるわけです。そう考えると、せっかく割り当てられた枠を取られないがために、視聴率を向上させるための過剰な演出やヤラセ、捏造に走るわけです。個人的には関テレは、視聴率向上主義に走りすぎたフジの犠牲者だと思ってます。
 つまりこの問題は、キー局による視聴率至上主義の考えを改めない限り、ずっと繰り返される問題だと思ってます。そしていずれかは、視聴者のテレビ離れへと繋がると思いますので、今回の問題を関西テレビ1社の問題として片付けるのは問題だと思います。そのことに気付く人がいるのかどうか…。