ドラフト希望枠、結局今秋から撤廃!+地元選手枠を作るべき?!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000133-jij-spo

 結局、ドラフトの希望入団枠は今年から撤廃されることになったようです。まあ、存続を希望していたのは巨人くらいで、他の球団は即時撤廃にも同意するような感じだったので、あとはファンや世論の意向に沿った形になったようですね。逆指名枠というものが出来て以来、戦力の均衡が取れなくなっていたとは思いますので、一先ず良い流れになってきたのかな?と思います。もう巨人の独断だけでは、貫き通せないようにもなってきましたしね。根来コミッショナー代行は退陣させられるかもしれません。
 しかしながら、1巡目は抽選、2巡目以降は…まだ決まっていないようですが、完全ウェーバー制にする必要は無いと思います。それをしてしまうと、消化試合で無気力試合が増える恐れもありますからね。2巡目くらいまでは抽選で、あとはウェーバー制(下位チームからの指名)で良いんじゃないでしょうか? 高校生と大学・社会人ドラフトの分離ももう辞めましょう。今年はやるみたいですけどね。
 ただし、1つ考えて欲しいのが「地元選手枠」です。ソフトバンクは、九州出身やゆかりの選手を多く囲い込んで、しかもしっかりと育って活躍しています。こういうチームには、地元ファンもつきやすいです。これをすることによって、地方を拠点とするチームは有利になりますよね。関東だと、巨人・ヤクルト・横浜・ロッテ・西武と5球団がひしめいてしまいますが、東北・北陸なら楽天、北海道は日本ハム中京圏は中日(ここが最強かも)、関西は阪神オリックス、中国四国は広島、九州はソフトバンク…と、地元選手を優先的に指名できる枠を1つ設けて、地元密着をアピールも出来るわけです。逆に在京球団は、日本ハムのような地方進出も考えるようになると、首都圏一極集中の現状も変えていけるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか? やはり、地元のスター候補を地元球団で、地域のファンが高校生時代からずっと応援しつづけられる環境作りもやるべきだと思うわけです。
 ぜひ、検討して貰いたいものです。