日本一長い駅名が交代に見る、地方ローカル線の悲哀

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000039-san-soci

 知らなかったんですが、今日本で一番長い駅名は、島根の一畑電鉄にある「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」だったそうです。が、美術館自体が閉館で駅名が変更されるようで…。かなりしょぼしょぼな感じですね。
 変わって「一番長い駅名」に昇格するのは、熊本の南阿蘇鉄道にある「南阿蘇水の生まれる里白水高原」ですが、こちらは有名ですよね(違う?)。
 この記事でわかることは…、例えば駅名1つでも、地方ローカル線、とりわけ第3セクターや地方私鉄は、頑張って話題を獲得しようとして、例えばこのようなインパクトのある駅名を採用したり、と言う努力をしているわけです。特に一畑電鉄は、「リアル電車でGo!」などユニークな試みをいくつかしていて、廃止寸前と言う状況下で頑張っていると思います(無くなる前に乗りに行きたい…)。ただ、これだけ自家用車を使う人が増えてしまうと、どうしてもこのような鉄道では対抗できない部分はあります。
 何故対抗できないか? それは、鉄道が通る場所が、元々市街地など便利な場所から遠いor新しい市街地が沿線から離れた場所に出来た、など、鉄道の通る場所が必ずしも便利な場所ではないことも一因かと思います。
 ただし、学生さんやお年よりにとっては、依然必要不可欠なものであることは間違いありません。それに、バスに転換してしまうと、沿線の活気は更に低下してしまいます。無くなって当然、と思うような路線も中にはありますが、多くの鉄道には末永く活躍してもらいたいと思うわけです。
 
 ちなみに、鹿島鉄道くりはら田園鉄道(こちらは知りませんでした…)が廃線だそうです。どちらも趣のありそうな鉄道だっただけに残念です。
 また、沿線を自転車で走った、西鉄西日本鉄道宮地岳線の一部区間廃線だそうで…。終点の津屋崎周辺を8年位前に見てきましたが…とても鉄道として成り立っているとは思えないくらいに、駅前は寂れていました…。福岡に行くにも、やや距離がありましたからねえ。残念ですが、仕方ないような気もしました。
 
 また、無くなりそうな鉄道に乗りに行かないといけませんね。
 
 関係無いですが、4月から始まる新ドラマ「特急田中3号」には少し注目していますw どのくらい鉄ちゃんが再現されているか? 気になる内容なので…。