長崎市長が銃撃される!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000012-yom-soci

 選挙活動中だったみたいですね。で、やはりやったのは暴力団関係者…と。動機としては、市長に不正があった、と言う風にも言っているみたいですが、自分の思うとおりに市が動かなかったことや、単なる逆恨みもあるなど、かなり身勝手な動機のようです。
 僕が住んでいる町にも、かつては非常に暴力団が多くいました。銃撃事件や、裏社会ならではの闇に葬り去られた殺人事件も数多くありました。が、今ではほとんどが廃れてしまい、町最大の組の組長が住んでいた屋敷も、植木が伸び放題で誰も住んでいる気配も無く、ひっそりとしています。そことは別の組も、かつては山口組本部と抗争を繰り広げたことすらあったところですが、その抗争後は警察の厳重な検問などの甲斐もあり、力は大幅に低下したようです。
 そんな暴力団の姿を見ているからこそ、こうして暴力団が表沙汰になることに驚きを隠せません。
 暴力団は、既に山口組が独裁状態になりつつあるようです。東京で、住吉会と摩擦が生じて銃撃戦になった事件もあったように、地盤の関西だけではなく、既に全国的に影響力を絶大なものにしようとしているようです。今回の事件でも山口組系列でした。かつては、地方それぞれに力を持った組があったものですが。
 つまりは、そうした独裁体制が、暴力団間にあった秩序みたいなものを壊しかけているのでは無いか?と思ってます。これほど軽率に、選挙活動中の都道府県庁所在地の市長を殺害しようとすることは無かったことだと思いますし。
 アメリカの乱射事件とは質が違います(あっちのほうが大惨事なんですが)。もっと暴力団に対する締め付けを強くしてもしかるべきだと思いますが。