リトルバスターズ!考察〜サブキャラの意味・存在意義

 やったつもりだったんですが、掲示板でしかやってませんでしたね。
 主に、その他のサブキャラについての考察をしていきます。


 しかしながら、今回のサブキャラで最も扱いが酷いのは、笹瀬川佐々美ですよね。前半であれだけ出ておきながら、鈴シナリオでは野球の1度くらいしか出てきませんし、Refrain編では全く出番すら無し。他のサブキャラの扱いと比べても、段違いに重要度が低いです。本当は重要度の高いキャラにしたかった、あるいは「しようとしていた」痕は結構あるんですけどね…。鈴には懐かない黒猫の存在とか、鈴とスリーサイズや体型、性格が似ていることとか、鈴と深いつながりがあるってことを示唆するものは一杯あるんですが、それらを生かすイベントやエピソードが不足しすぎていて…。
 今考えているのは、鈴を成長させるために、恭介が上手く利用した、って線です。佐々美は鈴のことが気になってしようがありませんからね。リトルバスターズへの憧れみたいなものもあるでしょうし。
 まあ、これだけ語られていないってことは、SS的には美味しいキャラだということでもあるでしょうしね。色々と使わせてもらいますw 鈴に対しては完全なツンデレですから。らきすたのこなたとかがみみたいな感じでw

 サブキャラで重要度が高いのは、二木佳奈多でしょう。どうやら人気…なのか、SS化の要望も高いみたいです。
 彼女に関して言えば、まず「この世界が夢の世界であること」と「繰り返されている」ことを知る人物であること、そして常に、自分の妹である葉留佳や、ルームメイトであるクドのことを考えている、かなり情に厚いキャラだと思ってます。ただ不器用すぎて、真意が伝わりにくい、極端すぎて真意がわからない、ってことがありますけどね。ただ、彼女の行動パターンは一貫性がありますし、もの凄く他人思いな子であることには違いないんですよ。
 かなり好きなんで(たぶん鈴の次くらいに)、SSでも頻繁に登場することになると思いますw

 人によっては印象に薄い、杉並睦美とかはどうでしょう?
 それほど登場頻度も高く無いですし、顔グラフィックも全く無いですが、結構特殊なキャラでもあります。
 それは「ゲーム開始以前から理樹に恋愛感情を抱いていた(片思いだった)」唯一のキャラですし、「ゲーム中に成長した」あるいは「夢の世界の繰り返しの中で行動パターンが変わった」キャラでもあるってことです。
 片思いだったことですが、クドあたりは最初からかなり理樹のことが好きだったはずですが、その他のキャラよりもおそらくは、前から理樹に対して恋愛感情を抱いていたのが、この杉並さんだと言うことです。だからなんだ、って感じですが。
 そして、来ヶ谷シナリオで諭されて、そして鈴シナリオでは自ら告白するわけです。これは成長とか、あるいは行動パターンに変化が出た、と言うしかありませんよね。来ヶ谷シナリオで出てきたいじめ役2人も実は同じです。理樹に対して…ではなく、杉並さんに対して。来ヶ谷シナリオでは陰湿な態度に出るわけですが、鈴シナリオでラブレターを捏造したりして、杉並さんをアシストしているわけですから。
 まあ、来ヶ谷シナリオでも、かなり捻じ曲がってしまっていますが、杉並さんと理樹がくっ付ける可能性を高めるべくのああいう行為なわけですから、割に行動パターンに一貫性はあるんですけどね。
 彼女にも、SSで登場してもらうことがあるかもしれません。


 古式みゆきに関しては、ちょっと長くなるので、謙吾のことと合わせてまた明日にでもやることにします。