好まれるSSの傾向はやはり「萌え系」?

 「続・鈴との日々」への感想ありがとうございます。おそらく、前回の鈴SSでも読みに来てくれた人が来てくれているんでしょう。
 SSはアクセス数がすべて! とは言いませんが、やはり読みに来てくれる人が大いに越したことはありません。で、ウチのサイトのアクセス数や「リトルバスターズ!SS情報サイト」の、本日の人気SSってところなどを見た結果、やはり萌え系のSSってのは人気があるんだなあ、と思いました。やはり、アクセス数にすると…1.5倍から2倍くらい違いますし、何より拍手やアンケート、コメントなどの数が全然違いますから。ちなみに、SSをアップした日の拍手の数は43件。過去最高でした。書いているほうとすれば、こういう読者の反応がすべてな部分がありますからね。
 ただ、かと言って「萌え系SS」だけでは限界もあります。まず、萌えられるキャラってのが限られますからね。リトバスなら…鈴とクド、唯ねえと佳奈多くらいでしょうか? 美魚とかも好きですが、萌えという観点からはちょっとズレてますからね。葉留佳もあれはあれで可愛いのですが、負の面が強いのと、佳奈多と比べたときの個人的な好みの差もありますし…。小毬さんも良いんですけどね。ただ彼女の場合、どの辺で萌えられるかが僕の中ではわからないので…。難しいものです。
 そういえば、CLANNADでSSを書いているときは…風子と杏、汐以外で「萌え系SS」を書いた記憶がありません。AIRでは当然無理でしたし、Kanonでも…佐祐理さんくらいでしょうか? 意外に書いていないんだなあ、と思います。
 と言うわけで、実は「萌え系SS」を書くのは、それほど得意では無い…はずなんですけどね。どうにも、現実とのギャップに苦しんでいます(?)。まあ、鈴ではまだまだ萌えられるはずなんで、妄想が始まったら描きたいと思います。
 ちなみに、個人的には「考察」から生まれるSSとか、ゲームでは結ばれないサブキャラとの話が好きなんですけどね。あと、ここでこんな選択肢があったら…という話とか。「考察」から生まれる話ってのは、麻枝さんが考えたであろう世界観を利用したり、裏で流れていたはずの物語にスポットを当てたり…。リトバスなら、謙吾と古式さんのSSなんかが一番好きですね。ただこの手のSSは、あまりにマニアックな設定やシチュでやってしまうと、全く一般ウケしないという危険性がありますw 身内とか僕のSSを長年読んでくれている人なんかには、すごくウケが良いんですけどね。自分が読んでいても面白いですし。
 簡単な話、「萌え」と「考察」が両立するようなSSを書けば良い!…ってことになりますよね。まあ、そんな簡単に行くものではありませんけど…。この両者は非常に両立しにくいのです。と言うのも、Key作品(特に麻枝さんの)って、本質を突き詰めれば突き詰めるほど、「萌え」方向から遠ざかりますからね。難しいものです。ですので、やはり「萌え系」と「考察系」の両方を、別々に書いていく方向が一番良いんでしょう。