あなたがギャルゲー界に浸かったキッカケは何でしたか?…僕は最初はときメモ

 三十路前です。
 さて、あなたはいつ、どんなゲームをキッカケに、この業界に入ったんでしょうか? あるいはこのジャンルに染まったんでしょうか? そんなターニングポイントなゲームがおそらくはあったはずです。
 僕は結構、このジャンルに浸かって長いんで、もうそれこそ「葉鍵系」と呼ばれるジャンルが確立する以前からなのですが…最初はときめきメモリアル略してときメモ(PS版)でした。
 ときメモは、今やればかなり絵も酷く、特に服のセンスやカラーリングは最悪と言っていいくらいのものだったんですが、当時「恋愛を主体にしたシミュレーションゲーム」というジャンルは存在せず、そこが特に斬新でした。まあ今のギャルゲーみたいな、ストーリー性があって読ませる、みたいなものはありませんでしたが。似た感じではキミキスみたいなものでしょうかね。
 ただ、今でもこれは無いかもって思うのが、「自分を磨かなければ女の子が振り向かない」ってところかも。ときメモでは、自分自身にステータスと言うものが存在し、好みの女の子に合わせたパラメータを上げていくことで、アプローチが出来、デートが出来るみたいな。バランス良く上げると、複数の女の子と付き合えたりするんですが、二股しすぎると、今度は仲良くなったキャラから嫌われると言う…。ある意味、ハーレム状態になるゲームが氾濫している現代から考えると、「恋愛シミュレーション」と言う意味でもまだよりリアルだったかもしれません。
 しかし…当時高校生だったんですが、やりまくりましたね。萌えるキャラってのはそれほどいなかったかもしれないんですが(館林さんとか好きでしたけどね)、無茶なステータスの上げ方をしたり、適当にプレイしたり、どこまで二股三股が可能かとかやってみたりで。PSが壊れましたけど…。
 その後でやったのが、「サクラ大戦」でした。それなりには面白かったんですが、何せメインルートはほぼ共通で、各キャラごとのパートはちょっとずつしかない。ストーリーもお約束っぽい展開でしたし、何度もやろうという意識は芽生えませんでしたね。
 他にも、「野々村病院の人々」とかもやっては見ましたが、こう作風が合わない感じはしました。

 ちなみに、その後に「痕」や「ToHeart」などを知り(つつもPCが無かったのでプレイできずでしたけど)、初めてプレイしたノベルゲー「久遠の絆」に出会うわけですが、もしかするとここが僕の、鍵っ子である今のルーツかもしれませんね。
 今の若い人だと(っていうフレーズが既にオッサンw)、東鳩KanonAIRでさえプレイしたことの無い人も多いんでしょうね。CLANNADすら、アニメしか知らない人も多いみたいですし。ジェネレーションギャップって結構あるんでしょうね。
 「久遠の絆」以降の話は、また後日やりたいと思います。