麻枝准依存症のSS書き兼ブロガーは、今後どうすればイイのだろうか？

　ゲームにSS、ブログとすべて麻枝准と言う人の関わった作品に依存しているりきおです。
　そういえば僕の趣味と呼べるものは、今やSSかブログかのどちらかになっていますし、音楽鑑賞と言っても、Key関連の音楽だったりボーカル曲だったり、あるいはLiaだったりriyaだったりしますから、かなりの割合で深く嵌まり込んでいる状態なのは間違いないでしょう。
　その中でも、自分のアイデンティティを保っているのが、このブログではなく、SSのほうだったりします。ブログ歴も確かに長いんですが、本来はSSで僕ことりきおを知ってくれた人が多いでしょうし、基本的にはSSがあるからこそ、自分という人間というかキャラが、それなりに存在感を示しているんじゃないかって思うのです。所詮は駄文書きというか、低い文章力ではあるんで、自分で思っているほどSS書きとしても認知されていないとは思いますけど…。まあ、ブログ記事が色んなところに留まり、注目されるようになってからはSSよりもブログを見てくれる人が増えたように思います。
　しかしながら、すべてベースにはKey作品があり、麻枝作品があります。
　SS書きだって、「同人誌を出そう⇒絵は苦手だ⇒じゃあ小説なら書けるんじゃね？⇒葉っぱよりは鍵（Kanon）の方が色々と想像膨らむよね」って感じの順番で書き始めたに過ぎません（その意味では、作品愛ももちろんありますが、同人誌を出すための材料として利用した感がありますね）。
　多くのSS書きが「小説家」を目指す中では、オリジナルがベースに無い僕みたいな奴は異端かもしれません。最初から二次創作を書くために小説と言うのものを書き始めたって意味では。そしてそこには、麻枝作品があったわけです。
　ちなみに、最初に書いたSSは、Kanonの倉田佐祐理嬢のエンド後のSSでした。麻枝シナリオ・キャラでしたねｗ　真琴でも書きましたし、Kanonで気に入っていたのが舞や佐祐理さん、真琴シナリオだったこともあって、SSを書く上で麻枝シナリオが前提にあったのは間違いないのです。
http://rikio.hp.infoseek.co.jp/CI27.htm
　AIRは、あまりにも二次創作の入りこむスキマが無かったことなどから、全くSS案が思いつかずに書けなかったんですが、CLANNADでは、長い考察の末にSSを書く意欲が復活し、連載していた長編を始め、短編もいくつか書くことが出来ました。それも、幻想世界の少女やら、風子・汐などが中心になっていたり、After Storyから続く話がメインだったりと、いずれも麻枝シナリオがメインになっていました。続くリトバスでも、最初に書いたSSは鈴のだったりしますしね。やはり麻枝シナリオでした。
　こうやって並べていくと、個人的に「麻枝准」のシナリオがかなりSSを書く上での原動力になっていますし、麻枝シナリオだからこそSSを描いている、と言う側面も自分でわかります。
　ブログもそうです。Key関連の考察記事が無ければ、ウチのブログなんてそんなに見に来る人もいなかったんですよ。その最初のキッカケになったのが「人は麻枝准をなぜ「神」と呼ぶのか？」でした。鍵っ子ブログの枕氏にも、麻枝准で何か書いてみないか？みたいなことを言われたりとかで、ブログでも麻枝准という人の作品に、あるいは存在におんぶに抱っこ、みたいなところがありありです。

　ここまで個のライターに依存している人間も少ないでしょうが、それだけの魅力とか惹きつけて止まない何かとか、安っぽい言葉で言えば「カリスマ性」と言うのか、何かそういうものを麻枝准というクリエイターには感じるんですよね。僕は葉っぱからエロゲ業界に入ったんですが、いつの間にか完全な鍵っ子になっていて、結局それ以外に移ることが無かったので、他所には無いものってものが実際のところよくわかっていないのですが。
　だからこそ、リトルバスターズ！エクスタシーで、一応最後のシナリオ・キャラを手がけることは自分にとって重大なことを意味していて、色々な意味で過敏になっているのは事実だと思います。が、麻枝シナリオの一番いいところは、一点集中で泣かせるのではなくて、じわじわと周りから攻めていくようなシナリオだと思っているんで、沙耶のシナリオがどんなのになるのかってのがわからない今では、期待と不安が入り混じってますが…。あまりサブキャラが絡みそうにも無いのが何とも言えないんですけどねえ…。麻枝シナリオの良さって、サブキャラの描き方の良さがあると思いますから。
　ですので、エクスタシー以降のKey作品への期待度ってのは、格段に下がるとは思います。例えどんな著名でカリスマ的なライターが書いたとしても、麻枝さんと同等のものや世界観を作れる人はいないでしょうしね。なので、僕も恐らくフェードアウトするように消えていくんだろうなあ、と思っています。まあSSに関しては、今は少し書く意欲が復活してきているんで、自分の中で気が済むまでは書き続けたいとは思っていますけどね。
　って、同じようなことを考えている人は少ないかもしれませんが、いたら何かコメントくださいｗ