阪神が減速。オリックス快進撃

 阪神が完全に止まりましたね。今日は大惨敗。全く打線に活気が無くなりました。中日戦くらいのときはまだ活発だったんですが…。
 赤星の調子がまた落ちているのもあるんでしょうが…やはり新井がいないことが大きいのでしょうね。五輪期間中も下降線だったわけですが、ようやく戻ってくる!と思っていたらケガで帰ってこなかった。落胆の度合が大きかったこともあって、余計に低迷してしまったのかもしれません。
 そもそも阪神って、打線で昨年と変わったのは、新井と平野くらいですからね。新井の加入で得点力が上がったんですが、その新井が離脱してしまったわけで。しかも長期間いなくなりそうなことから、貧打に泣いた昨年と同じような状態になりつつあります。
 しかも中継ぎ陣が崩壊状態。ウィリアムスは抹消されましたし、久保田もまだ自信喪失気味。渡辺と江草も打たれるときはかなり打たれてますし、昨年ほどの状態にありません。よって、チーム状態はむしろ、死に物狂いで追い上げた昨季以下という感じじゃないでしょうか? 巨人もそれほどいい状態ではありませんが、打線に爆発力はありますからね。その違いは、今後の戦いで出てくるかもしれません。
 パリーグでは、相変わらずオリックスがいい試合をしています。まあ、得意相手の日本ハムに続いて、最下位の楽天という組み合わせの良さはあるでしょうけども。そんなめぐり合わせの良さも、今のチームの勢いを象徴しているように思います。
 ただパの場合、西武は完全に独走しているんですけどね。西武も、最近では打線に勢いが無く、投手陣が頑張って勝つようになってきてはいるんですが、それもチーム力の高さですから。
 終盤に来て面白くなってきましたね。プレーオフも、最初はどうかとも思いましたが、消化試合が少なくなっていいかも知れませんね。