組み立て屋さん

 日曜も家具を組み立ててました。午前中には玄関の靴箱を、夜は自分の部屋のPCデスクを。合わせて3時間くらいかかってしまいましたが、まあ何とか組みあがりました。しかし説明書が簡略すぎてわかりづらかった…。ニトリの古い型の家具はそうなのかもしれませんね。
 ただ、建築系の美大に行っていた妹から教えてもらったんですが、「木」と「化粧合板」って全然違うんですね。
 「木」は文字通り木製ですが、要は大きな板一枚だったり小さい木の寄せ集めで貼り付けただけのものだったりもするんですが、基本は「木」です。
 「化粧合板」は、木くずみたいなものを圧縮して、それを薄い板で挟みこんだ…みたいな感じでしょうか。木に比べると、耐久性は著しく低いですし、見た目も、ただ板を貼っているだけだったり、木目調のシートみたいなものを貼り付けただけみたいなものもありますから、少し傷がいけばもの凄く見映えが悪くなりますし、傷がいかなくても近づいて見れば、ニセモノっぽさがよくわかるつくりになってます。
 ただ「木」が手放しで良いか? と言われたら、すべてがすべて「イイ」わけではありません。例えば値段。合板に比べるともの凄い高いです。また、組み立ての際の手間が全然違います。木だと、木ネジなどを通すのにはかなりの力と手間が要りますが、化粧合板の場合だと割とネジが通りやすいので、組み立てなければならない場合の手間が少し減ります。それに、木製だと著しく重たいです。化粧合板はその点、軽量化はしやすいので軽いものが多いです。ので、自分たちで組み立てられるんでしょう。もちろん合板でも重たいものはありますし、しっかりした作りのものなら重たいですけど。
 家具屋さんのTV台がウチのリビングにあるんですが、まあ遠めには大したこと無さそうな感じですが、近くで見るとその仕事の細かさと完璧さがよくわかりますよ。僕のPCデスクとはえらい違いです。すんごく高かったらしいのですけども。安いのなら、家具屋さんのでも合板使ってるんで、そう変わらないです。