ブラゼル離脱! 林がカバーだ!!

 阪神が広島との三連戦も勝ち越して、その間にヤクルトは巨人相手に一分二敗となり、ゲーム差は2.5となりました。ヤクルトは抑え二人が離脱していますし、ローテ一角の由規がマメを潰して途中降板で登録抹消、ガイエルも万全ではありませんし、ボロボロです。このままなら、確実に阪神が三位なのですが…ここに来て暗雲が立ち込めてきました。
 ブラゼルが故障で登録抹消。かなり痛いです。八月反攻の立役者は間違いなく彼だったので、ここでの離脱は致命的です。大きいのを打てますし、豪快な三振をする一方で、逆方向への単打も打つことができるので、恐怖の六番打者として他チームからも恐れられていただけに、なおさらです。
 そもそも阪神は、桜井を怪我で欠いています。いくらクリーンアップが復調気味とはいえ、葛城には期待できませんし、あとは林くらいでしょうか。中軸を打てるバッターですから、そうそう代役はいませんよね。関本が戻ってくるものの、働きとしては全く違いますからね。
 確実に得点力が下がるでしょう。幸い、中継ぎのリレーで勝てた日曜の試合のように、二番手以降の投手が打たれながらも粘る試合も出来ているので、ロースコアの戦いがメインになってくるでしょうね。
 これがペナントレースなんでしょうね。重要な時期に重要な選手が欠けるとか。これを乗り切れば三位が見えてくるでしょうから、踏ん張ってほしいものです。

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 ただし、林が試合を決める適時打を打つとか、代役が活躍し始めました。苦手の中日相手に、緒戦がぼろ負けだったのに二戦目では完封と逆転しました。今日は岩田が良すぎただけですけども。三戦目が注目ですね。中日は吉見なのでそうは打てないでしょう。阪神はローテの谷間。本気なら能見を持ってくるはずですが…。勝ち越せば、中日相手のCSも期待が膨らみます。CSへ向けて希望がもてる戦いを期待したいですね。