ボケorツッコミタイプで、ブログや同人での適性分野を考えてみた

 Twitterを始めて1週間。呟きよりも個人へのツッコミが8倍くらいの数になっているりきおです。自分の呟きのつまらなさと、知人やフォローしてる人のネタにツッコんだほうが楽しく思えていたりもしてます。これはTwitterの本来の使い方なのかどうか微妙なところですね。
 そこでふと思ったんですが、ボケタイプの人とツッコミタイプの人では、ブログや同人へのアプローチが違ってたり、運営するブログの適性なんかも違っているんじゃないかと。それについてちょっと考えてみました。
 
 ボケタイプの人って、発想にクリエイティブな部分があるんじゃないかと。何も無いところから話題を作れる、面白いことを言えるのがボケタイプだと思うので、例えば話題提起とか創作とか、そういうものに適性があるんじゃないかと思ったりしてます。
 例えば、ブログでも話題を提供する側…例えば、何でも無いと思っている当たり前の部分に気づいて取り上げたり、知ってると便利かなと思うようなまとめ記事を書いたりしてますね。「こういう記事が話題を集めるのか…」とか「こういう発想は無かったわ…」というような記事を書ける人がボケタイプでは無いかと思うのです。
 同人などの創作でも、当たり前なカップリングではなく、違った方向でカップリングを生み出したり、原作とは全く異なる方向性で面白さを生み出したりしてるように思います。
 ともかく、ツッコミタイプとは発想力が違うんですよね。もちろん程度があり、とても面白いボケタイプの人はとことん面白く世間に評価され、逆に斜めなボケタイプの人は、もしかしたらその面白さに気づかれなかったり気づく人が少なかったりして、日の目を見ないのかもしれません。

 じゃあ、ツッコミタイプの人はどういう適性があるんでしょう? これは僕自身が思うことですが、例えばブログなら、ニュースサイトや批評コラム系統のものをやってる人がそうじゃないかなあ?と思うのです。
 ニュースサイトって、日々の色んな記事を取り上げたり、他所の面白そうな記事を探してピックアップし、中にはコメントを書いたりしてるものですが、ツッコミそのものですよね。創作的なこととは真逆な。記事を取り上げること自体がツッコミ行為でしょうし。批評コラムはそこから更に特化してるんじゃないでしょうか?
 ただこの系統って、ニュースサイトなんかだと更新の迅速さや取り上げる記事の多さ、批評サイトなら目からウロコなツッコミ記事が書けるかどうか、という部分が評価のされどころなんで、差別化が図りにくいですよね。ニュースサイトは、特化の方向性もそうですし、既にある巨大サイトに勝てる何かを見つけて継続しなければならないので、かなり大変じゃないかと思います。批評コラム系は、差別化を図る際に、ネタが過激になりすぎる傾向があるんじゃないでしょうか?(経験談) より強いニュアンスのネガ記事は目を引きますが、それだけ多くの敵を生む結果に。そうなると、今まで面白いと思って読んでいた人が、少しずつ離れていくというジレンマも生みます。それでも、ツッコミ系の人間はツッコミでしか記事が書けないわけですから、注目を集め続けるためにはその路線を続けていかなければならないのです。
 同人でもそうかもしれません。ツッコミタイプの人は、原作を意識した作りになるのかもしれません。原作に対するツッコミみたいな形でのネタが多いんじゃ無いでしょうか? カップリングが、割とありふれたものをどう料理するか?ってところが主眼になるのかもしれませんね。二次創作をしていて、個人的に思うことは「原作ありき」なんですよね。原作依存というか。原作を壊して一から新しいものを作り上げるというよりは、原作をもっと面白く見るための側面を提示しているような感じで。まあこれは僕だけかもしれませんが、こういう考えって「ツッコミ」な人間だからこそなのかな?って思いました。
 
 ツッコミの人間からすれば、ボケの人の発想力はうらやましいの一言ですね。絶対にたどり着けない領域ですから。そういう発想力になってみたいですもの。逆にボケの人たちからツッコミ側の発想力ってどう見えてるのかが気になります。ボケ側の人たちには、ボケ側にしかわからない悩みみたいなものもあるんでしょうね。
 
 この記事は、僕の主観に過ぎませんし、他の人には全く当てはまらないかもしれません。逆に言えば「そんなの当たり前でしょ?」って言われかねないかもしれません。ただブログや同人をやっていて、ボケタイプの人と、ツッコミタイプの人とでは、発想力やネタを書く際の出発点が全く違うんじゃないかな?という部分は違いないんじゃないでしょうか?


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