K-1ラスベガス大会

 昨日のブログの冒頭ではけなしていましたが、
何だかんだ言って、後半はソコソコ面白かったかも。

 トーナメントを優勝した、グラウベ・フェイトーザは一皮むけた感じですね。
 これまでは、良いものを持っていながら、不完全燃焼の試合が続いていたんですが、今回は持ち味が120%出せたって感じですね。
 やはりK-1はハイキックが無いと…。そう思わせてくれました。
 あのマジックみたいなキックは、見る価値があると思いました。

 グッドリッジは、相変わらずのファイトスタイルですねw
 でもこの人も、今のK-1が失っている「わかりやすい試合」を唯一継承してくれている気がします。
 進化は不要ですねw これからもこのスタイルで頑張ってほしいです。年齢的には厳しいですが。

 ボンヤスキーVSマイティ・モーは、まさかの結末でしたね。
 もちろん、モーは強いですし、一撃で相手を沈めるパンチを持っています。
 …が、それよりも先に、ボンヤスキーのハイキックなりヒザなりが入るんじゃないかって思っていたわけです。
 確かにキックは入っていたんですが、倒れなかったモーの勝利ってことなんですかねえ?
 決して破壊力が高いわけではないことを、ボンヤスキーが見せてしまったってことかもしれません。

 結果、モーはダウンは奪ったものの、その後は判定に持ち込む戦い方をしたので、KO決着は見られませんでしたけど、王者からダウンを奪った事実は消えないので、完勝と言えるでしょう。

 ただし、K-1って王者でもこんなことがあるくらいですし、意外に上下の差って無いのかもしれませんね。
 PRIDEなら、強いモノはほぼ磐石なんですが、K-1ではそれが無い(と言うか怪しい)。
 選手層が薄いんですよね。実際は。

 まあでも、久々にK-1が面白かったなあと思いました。