郵政解散

 郵政民営化の法案が否決され、衆議院が解散してしまいましたね。
 別にこの法案が参議院を通らなかったからと言って、別に衆議院が解散しなければならないわけは無いのですが、法案が参議院で否決された場合、衆議院でもう一度審議〜採決することになっているのですが、この場合の可決ラインは3分の2以上。前回衆議院で郵政法案を採決したときは、わずか1票差での可決だっただけに、衆議院で再採決して可決される見込みは無いのです。だから解散。
 郵政民営化法案には基本的には僕も反対で(時期尚早で、もっと法案を煮詰めて審議を尽くすべき、と言う意味です。別にコンセプトには賛成ですが)、この法案が否決されたことによる衆議院の解散自体も賛成です。が、日本の景気を左右されかねないことや、今国会で審議されるはずだった多くの重要法案が廃案になってしまったことは、かなり懸念材料になります。幸い、株価には直ぐに表れませんでしたけどね。
 円安が進むことにはちょっと複雑です。と言うのは、原油の価格が天井知らずで上がっているからです。円高のため、影響が軽減されてきた面があるのですが、これが円安に触れるとダブルパンチとなります。1L=130円台(ガソリン)も見えてくるかもしれません。
 たまにはマジメな話題でした(^-^;