さくらむすび プレイ日記〜瀬良可憐シナリオクリア!


 ようやく2人目、可憐シナリオをクリアしました。1枚立ち絵(だと思う)が足りないんですが、あれは放って置いて良いんですかね?
 以下はネタバレです。




 うーん。物足りないなあ、と言うのが正直な感想です。
 というのは、可憐がもう少し狂っているとか、表裏のあるキャラなのかと思っていたのですが、あまりそういう問題は無く(あ、別に凛とした表と、甘えたな裏があるのはイイんですよ?)、主人公の出自に問題がある…みたいなことを言われていて、結局それが何のことかわからないまま終わってしまったのが、ちょっと…。
 それに、Hシーンへの入り方や、Hシーン1からHシーン2への繋ぎ方、エンディングと、完全に後半がボリューム不足ですね。付き合い始めてからの方が、付き合う前よりも極端に短いってのはどうかと…。まあ、先にやった紅葉と比較してしまうからでしょうが。
 桜も桜で、結局はいい娘なんでしょうね。親友を裏切り、兄からも拒絶されて…。僕がここまでシナリオを書いたとしたら、もう破滅への道を歩ませるしかない!って思いますよ(鬼畜)。少なくとも、主人公を実力行使で奪うとか…。邪魔者を消すだとか…(^-^; まあ、無茶ですがw

 このシナリオで、僕が一番盛り上がったのは、やはり可憐が桜に迫っているところと、桜が主人公に迫るところですねw あの2つは強烈過ぎて、この後のシナリオを過大に期待しすぎてしまいました…。
 ただ、最後が物足りない分、SS書きとしては後日談とかを書けるなあ、と思ってしまうんですけどねw どうなんだろう? 同人とかSSとかは書いている人いるんだろうか…。


 まあ、可憐は可愛いし、邦彦は格好イイんですけどねw でも最後に、邦彦に全部持っていかれた気がしましたねえ…。

 この、見えざる敵(可憐ちゃんは「取るに足らないもの」)って一体何なのでしょう? プレイされた方で、何か思い当たることがある人は…おそらくそう多くは無いのかもしれません。僕自身は、少なくとも紅葉シナリオをやっている最中に、既に「これって…あのことだろうか?」と考えてしまったことがあります。
 もし推測が正しければ、それこそ、知らない人に教える必要の無いことですし、これをプレイしている世代(30代から下でしょう)にとって、そんなものはほとんど効力の持たないものです。それに、明らかにギャルゲーのネタとしては相応しくないと思います。僕には、これを敢えてここへ持って来た理由がよくわかりません。シナリオとしても、上手に消化しているとは思えません。もっと面白い方向に向けることも出来ただろうに…。

 ヒントですが、「川」「未舗装」「身分違い」「生まれ持った」「別の場所(土地)へ逃げる必要がある」あたりでしょうか。これでわからないのであれば、もう知らないままで本当にイイと思います。僕も、大阪市内から今の場所へ引っ越してくるまでは、全く知らなかったことでもありますし。
 うう、意外とテーマが重いな…。残されたのは、妹である桜シナリオだけです。まあ、既に心は桜にしか向いてませんので(^-^;、大いに期待してますがw