小泉改造内閣発足

 小泉政権の新閣僚が発表されましたね。麻生太郎安倍晋三あたりが目新しいところでしょうか。福田康夫官房長官は入閣するんじゃないかって言われていましたが、ダメでしたねえ。
 あと、武部勤幹事長の入閣もありませんでしたね。この武部ってのは、元農水相だったかと思うんですが、BSE問題では再三問題発言をして、相当各方面から批判された人物です。とにかく失言が多く、この前の衆院選でも「増税する」と言ってあとで撤回したり、自身が「小泉首相イエスマンだ」とか発言して、小泉さんに媚びを売ってみたりと、能があるのか無いのか、単なるバカなのか(バカなんでしょうが)…。で、本人は入閣に自信を持っていたみたいで、今は相当ショックを受けているでしょうねw
 ただ、この武部のオッサンが入閣して問題発言を繰り返したら、小泉内閣の支持率も急降下するだろうに…と思っていただけに残念です。しかし、変人の小泉さんが、珍しく正しい判断を下したんでしょうね。

 問題はこの後です。
 構造改革にかこつけて、増税論議ばかりが先行している気がします。法人税の減税継続or廃止、議員年金や、穴だらけの政治資金規正法、公務員の給与(民間並に削減)、天下り…と、それらの改革を先にするか、同時に行われなければ到底納得できるものではありません。定率減税廃止+住宅ローン減税廃止+扶養手当削減の家庭は、年間どれだけの負担増になるか…。国民…公務員や法人を含めた全体で考えてもらわないといけませんよね。それらを監視していかなければならないでしょう。