大阪の姉妹殺害事件の容疑者逮捕

 大阪で、若い姉妹が殺害されていた事件で、容疑者が逮捕されましたね。
 その犯人は…少年時代に母親を殺害していた人間でした。
 殺害動機も、「母親を殺した時の感触が忘れられなかったから」でしたっけ? 要は「快楽殺人」です。殺したいから殺した。殺害動機としては一番厄介で悪質なものです。
 つまりは、少年院で過ごした3年間くらいは、全く更生すると言う機能を果たしていなかったことになります。まあ、少年院に入った人間が100%再犯するわけでは無いので、今回の容疑者の人格自体が異常だった可能性が高いのですが。

 しかし、こういう動機では、殺されたほうから観ると、本当に浮かばれないですよね…。しかも、こういう時に殺されるのは、決まって女性です。そしてやはりやるのは男。犯罪なんて、大半が男の仕業なんで、男をとりあえず疑っておけば済む話でもあるんですけどね…。
 世の中から犯罪が無くなることは無いのですが、こういう理不尽な殺人事件だけは本当に許せないですね。この容疑者は死刑決定ですが(再犯であることと、複数の人間を殺していること、動機に情状酌量の余地が全く無いこと)、それだけではやはり不十分でしょう。
 やはり、初犯で1人の殺人からでも、極刑と言う選択肢を示す必要はあると思います。特に、物証などがハッキリしているときは。