一休み

 東証の大暴落は昨日で終わり反発。ライブドアショックはとりあえず落ち着いたようです。世界に日本の恥部を晒し、デイトレーダーを混乱に陥れたのは、一体なんだったんだ?って感じですね。まあ問題はまだ収束していませんし、ライブドアや、それと同様の手段を用いて拡大・膨張していった企業はまだあるので、それらへの影響がどのくらいあるかは不透明です。
 ただライブドアグループに関しては、終わりでしょう。元々株価で資産を多く見せていただけなので、その株価が暴落した後、残るものは何もありません。現在の規模を維持しつづけようとすれば、ライブドア本体は間違いなく破たんします。
 これからライブドアが生き残るには、売却可能な買収企業を売って、その資金を運転資金に回す、と言う方法しかないでしょう。もう拡大路線は取れませんし、あとは身の丈経営に戻るしかありません。ただ、その「身の丈」がどのくらいなのか、ライブドアに関しては非常にわかりにくいものがあります。ライブドアには、これと言った柱が無いんですよね。金融関係が強いと言われていますが、証券取引なんかは今回の問題なんかでダメになりますし、金融商品全般の好況に支えられてきた面が強いです。ので、今回自分自身で水を差したので、自分で自分の首を締めたことになりますねw
 結局ライブドアは、ポータルサイト(インターネットでユーザーが最初に開く画面…ホームページのこと)ではヤフーの脚元にも及ばず、ネットショッピングやプロ野球参入で楽天に負け、負けたまんま終わったことになりますね。選挙でも負けましたし…。
 もう、堀江貴文が逮捕されるかどうかはどうでも良くなってきました。だって、もう終わったんですから。