今はセーフ

 秋篠宮紀子さん懐妊のニュースを観ていて思ったこと。

天皇家って、天然記念物みたいなもん?!」

ってことですw
 世界的に見て、王族がこれだけの代続いている例は殆ど無く、イギリスあたりよりも遥かに歴史的に貴重な血筋のようです。だからこそ、皇室典範の改正論議があり、女性天皇や女系皇族を認めようと言う論議が出てくるわけです。血筋を絶やさないためには。
 まあただ実際には、日本書紀に出てくる雄略天皇あたりは、実在はしたものの素性はよくわかっていなかったり、直系だけではなく傍系が継いだりしてますし、どこかで実際の血筋が絶えていたと言う可能性もかなり高く、血筋にこだわる必要はあまり無いと思います。
 ただ、日本にとって「天皇家」は、一定の価値のある存在ですし、諸外国との友好関係構築に一役買っています。よって、女系皇族を認めて、天皇家を永続的に存続させようと言う考えは、必ずしも間違ってはいません。
 ただ、女性天皇は過去にもいたので問題は無いと思いますが、問題は「女系皇族」を認めるかどうかです。この「女系皇族」を認めた場合、この前結婚した紀宮さんのように、結婚=皇族離脱を意味していたのが、皇族に留まることになります。そうすると、女性皇族と結婚した一般男性も皇族に数えられるわけです。そのことに対する抵抗感や、宮家増加による経済的負担増が、この皇室典範改正反対の一因になっているものと思われます。
 で、今回の懐妊に繋がる…と。
 僕は、秋篠宮さんがこうした流れに対し、意地を見せたんじゃないかって思ってますw だって、2人目の娘さんが生まれてから、もう10年以上経っているんですよ? 紀子さんだって40歳近いのに…。
 まあでも、時代の流れからして、「男しか家を継げない」と言う考え方は古いでしょうね。ただ「長子優先」(兄弟なら、生まれた順から次の皇位継承権が発生)もどうかとは思いますが、揉めないためにははっきりしておいたほうが良いんでしょうね。こればっかりは、小泉さんの言い分が正しいってことになりますが、当の小泉さんは、懐妊話があってからトーンダウンしてますし…。意外に考えが弱くてガッカリ…。まあ、耐震偽装アスベストホリエモンライブドア防衛庁施設入札談合・米国産牛肉…など、問題は山積しているので、世論には逆らわないみたいですね…。