トリノ

 トリノ五輪がやってますが、日本のメダルは厳しそうですね。ノルディック複合団体や、フィギュア男女などではまだ可能性が残っている感じですが、あくまで「可能性」であって、メダル確実と言う競技は残っていない、と言う非常に厳しい状態です。
 でも、メダルメダルと騒ぐいつもの五輪報道が出来ないのは、逆にいいかな?と思ってます。と言うのも、毎回メダルの数がどうこう、という報道ばかりが過熱してしまっていて、個々の選手や競技単位で見る視点が不足しているんですよね。だから、今回はそれが出来るんじゃないかって思っていて、個人的には楽しんでます。
 クロスカントリー(距離)スプリント団体女子で、日本ペアが、クロスカントリー女子で初めての入賞を果たしました(8位)。素晴らしいことです。見ていたんですが、非常にしんどい競技ですし、元々日本のクロスカントリーの競技レベルは、欧州と比べると相当遅れていました。それが今回、予選を突破して本線でも入賞するんですから、日本のクロスカントリーの競技レベルが上がってきたことを示してくれているわけです。
 それにしても、この種目はゴール前が熱かった! 確か、男女どちらもスウェーデンが勝ったんですが、ゴール前の最後の直線で、後ろからもの凄い差し脚で来たのには見ていて興奮してしまいましたw やはり、採点競技よりは、こうやって見ていてわかる競技の方が面白いと思うんですが、どうでしょう?